歯磨き粉の選び方

みなさん、こんにちは!
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。


2月28日は、ビスケットの日だそうです。
みなさんはお菓子の中で何が好きですか??
私の地元に、あじさいせんべいというお菓子があります。甘くて、せんべいというかクッキーみたいなものでとっても美味しいので、みなさんも機会があればぜひ食べてみてください♪

私は、クッキーが大好きなので、みなさんのおすすめもあれば、ぜひ教えてください😊


さて今回は、「歯磨き粉の選び方」についてお話しします。

歯磨き粉の中にはさまざまな成分が含まれています。歯磨き粉は、化粧品と医薬部外品に分けられます。

化粧品:基本成分だけでできているもの。
医薬部外品:基本成分に薬用成分がプラスされたもの。

〈基本成分〉
清掃剤:歯の表面を傷つけずに歯垢を落とす。
(リン酸水素カルシウム・水酸化アルミニウム・無水ケイ素・炭酸カルシウムなど)

発泡剤:口の中で薬効成分などが広がり歯垢を落とす。
(ラウリル硫酸ナトリウムなど)

湿潤剤:適度な湿り気を与える。
(グリセリン・ソルビトールなど)

粘結剤:適度な粘性を与える。
(カルボキシメチルセルロースナトリウム・アルギン酸ナトリウム・カラギーナンなど)

香味剤:爽快感と香りをつける。
(サッカリンナトリウム・メントール・ミント類など)

保存料:変質を防ぐ。
(安息香酸ナトリウム・パラベン類など)

〈薬用成分〉
虫歯予防
→フッ化物(フッ化ナトリウム・
モノフルオロリン酸ナトリウムなど)

→殺菌剤(クロルヘキシジン塩類・
塩化ベンゼルコニウムなど)

→プラーク分解酵素(デキストラナーゼ)
・プラーク分解酵素とは、虫歯菌が作り出すデキストランというネバネバしたものの元を分解して、虫歯菌を歯から剥がれやすくし、歯ブラシで取れやすくしてくれる。

歯周病
→殺菌剤・プラーク分解酵素

歯石を付くのを防ぐ
→ポリリン酸ナトリウム・ピロリン酸ナトリウム

知覚過敏を防ぐ
→乳酸アルミニウム・硝酸カリウム

〈歯磨き粉の使用量〉
6ヶ月(歯の萌出)〜2歳:切った爪程度の少量
3〜5歳:5mm程度
6〜14歳:1cm程度
15歳以上:2cm程度

※歯磨き粉の効果を十分に発揮させるために、歯磨き後のうがいの水の量は10〜15㎖で1回だけうがいを行いましょう。その後、1〜2時間程度は飲食をなるべく控えるようにしましょう。

自分に合った歯磨き粉を知りたい!と言う方はぜひスタッフにお気軽にお尋ねください。