お口の中の唾液の役割とは?

みなさんこんちには!衛生士の小比類巻です🛼

早いもので4月ももうすぐ終わろうとしていますね、、今年もあっという間に1年が過ぎていきそうです😩その中でも日々充実した生活が送れるように楽しく過ごしていきたいとおもっています🍀

みなさんはGWのご予定はいかがですか?

私は家族への感謝の気持ちも込めて親孝行の為に家族旅行の計画をしていて今年40周年のディズニーランド🏰🐭🎢へ行きます!2月に行ったばかりですがとにかく好きでまた行ってきます!!とても楽しみです💓💓💓

さて、話は変わり今回は「唾液」についてお話していきます。皆さんはご自身の唾液が1日でどのくらい分泌されると思いますか💭

また、唾液はどこから分泌されると思いますか💭

普段こんなことを考えたことは恐らく無いのではないでしょうか😌そんなふとした疑問に今回はお答えしていきます☝️

〜唾液分泌量〜

基本唾液は、睡眠時など刺激がないときに分泌される「安静時唾液」と味覚刺激や食物の連想などに刺激によって分泌される「刺激唾液」にわけられます!1日の分泌量は1,0001,500mlと言われていますが現実的には500600mlと言われています。また、唾液の分泌速度は日内変動、季節変動があります。

〜唾液腺〜

唾液が分泌される管があり3大唾液腺と言い、耳下腺、舌下腺、顎下腺と大きく分けられます。

耳下腺耳の後ろにあり管を通り上の奥歯の頬っぺ側から分泌されます。

舌下腺下顎骨の内面と舌の間にあり舌のヒダから分泌されます。

顎下腺下顎の内側にあり舌の小帯()の両脇から分泌されます。

〜唾液の機能〜

①消化作用唾液アミラーゼはデンプンを2種類に分解する。

②潤滑作用ムチン、水分などは粘膜を滑らかにして、嚥下や発音を円滑にする。

③粘膜保護作用ムチンなど粘膜を被覆して乾燥を防ぎ、化学物質や細菌の酵素の影響を緩和する。

④味覚作用唾液に溶けだした飲食物の味物質が味蕾というものに結合することで味覚を感じます。味覚を感じることで、食欲、消化酵素の分泌、消化管運動を亢進する。

⑤排泄作用体内に投与された薬物、化学物質、重金属(水銀、鉛)は血中濃度が高い場合、唾液に排泄される。

⑥水分代謝作用体が脱水状態になると唾液の分泌速度が減少する。結果的に口腔乾燥状態となり、尿の生成を抑制し飲水行動促進する。

⑦浄化作用唾液によって溶解された飲食物を希釈すると同時に、食物残渣などを洗い流す。

⑧抗菌作用唾液には細菌を殺菌する成分や発育を抑制する成分が含まれる。抗菌成分である複数の免疫が作用する。

⑨歯質保護作用唾液のタンパク質や糖タンパク質は歯面にペリクルを形成し酸による脱灰から歯質を保護する。

⑩緩衝作用唾液には緩衝能があり、酸やアルカリが加えられても口腔内やプラーク中のPHが変動しくい唾液の緩衝作用に関与する。

⑪再石灰化作用再石灰化とは、酸などによって歯質が脱灰した部位にカルシウムやリン酸イオンが再沈着し再び石灰化すること。

このように唾液はお口の中になくてならない物なのです。お口が乾燥してしまうと虫歯、歯周病のリスクを伴ってしまいます💦💦

唾液腺マッサージするのも分泌を促してくれるのオススメですよ😊🌷

皆さんのお口の健康をこれからもお守り出来るようお手伝いさせていただきますのでご不明点などがあればいつでもお伝えくださいね😉🩵