歯並びについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

5月後半では昼間に30度を超える日が増えてきたかと思えば一転

梅雨空でパッとしない天候になったりで自転車通勤している自分にとって

朝の情報番組での天気予報は重要です。

雨雲レーダーで雨雲の動きや雨が降る時間帯などが詳細に分かるため

大変助かります。

6月は全国的に梅雨入りするため晴れた日はできるだけ家族と外で散歩など

時間を大切にしていきたいと思います。

 

さて今回は歯並びに影響がでやすくなる日常生活での注意事項について

説明していこうと思います。

まず歯は正常な位置を保つためには

舌が外へ向かって押す力と

頬が内に向かって押す力の

バランスによって保たれています。

また上下の歯が噛み合わせの力のバランスによっても

歯並びを正常に保っています。

このどれかが崩れてしまった場合に歯並びが変わってきます。

矯正治療をおこなった後に起こる後戻りもこの影響をうけやすいです。

日常生活で歯並びに影響がでることを挙げるとすれば

1、口呼吸をしている場合

上下の前歯の間に隙間が生じ、上の前歯が外側に倒れ出っ歯傾向となります。

耳鼻科にて鼻炎など疾患がないかどうか診てもらい鼻の通りを改善します。

 

2、舌が歯を押している場合、舌の位置が低い場合

歯を外に押す力によって前歯に影響がでて出っ歯傾向や歯間離開の原因となります。

舌の位置が正常な位置にくるように幼少期からトレーニングをおこなったり

専門機関で口を閉じた時、上顎の裏側に舌がおさまるように指導していきます。

 

3、唇や頬を噛んでしまう癖がある場合

歯を内に押す力によって前歯に影響がでて主に下の前歯が内側に倒れて

狭窄した歯並びになったり舌が前歯にあたることで口内炎ができやすくなることがあります。

癖がでた場合に保護者から注意をしてもらい習慣化しないようにしてもらいます。

 

4、姿勢が悪い場合

体や顎に歪みが生じて左右非対称な顔貌や歯並びになる可能性があるため

猫背や頬杖など日常での姿勢を矯正するところから改善していきます。

 

このように歯並びに影響がでてきやすい項目について説明させてもらいましたが

学校での歯科検診で歯並びの項目で要観察もしくは要治療にあてはまった場合は

かかりつけ医を受診して経過観察していくか、矯正医との連携の上で治療にあたるのか

判断してもらうことを推奨します。

矯正以外の方法でも治療や予防もおこなうことができるため何かご不明な点が

あればお問い合わせください。

よろしくお願いします。