唾液のお話

皆さん、こんにちは

仙台つつじがおか歯科の越久村です。

最近は、朝夕少し寒くなってきましたね。

もうすぐ、冬がやってきますね。

気温差が激しいので、体調を崩さないように、お身体にお気を付けくださいね。

あったかい服を来て、暖かくお過ごし下さい。

皆さんは最近新しく始めたことはありますか?

私は最近、ゲームをするようになりました。

ゲームは苦手で、あまり上手くないですが、

簡単なゲームをして遊んで、気分転換してます。

皆さんは何をして気分転換していますか?

運動やストレッチ、あるいは美味しいものを食べたり、ゴロゴロしたりするのもいいですね。

TVや映画、ドラマを観る方もいますよね。

気分転換にお菓子や飲み物はつきものですよね。

さて、唾液のお話ですが、

食べ物を食べたり飲んだりすると、お口の中は酸性に傾いていきます。これは、食べ物や飲み物に酸が含まれていたり、お口の中の細菌が酸を出したりするためです。

お口の中が酸性に傾くと、歯からミネラル成分が溶け出しやすい状態になります。

朝昼晩の食事以外にも食べ物や飲み物がお口の中にある状態が続くと、たとえ唾液がたくさん出ても、お口の中を中性に戻す働きが追いつきません。その結果、お口の中が酸性に傾いた状態が長く続くため、虫歯になりやすくなってしまうのです。

 

『自分は、あまりお菓子やジュースは摂らないけど…』と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、飴やガムのようなちょっとした食べ物やスポーツ飲料なども、食べたり飲んだりすると、やはりお口の中が酸性に傾きます。

 

頻繁に飴やガム、スポーツ飲料などを摂取していると、常にお口の中が酸性の状態になってしまい、虫歯になりやすくなるので注意が必要です。

ほとんどの野菜や、ヒジキ、ワカメ、昆布、海苔などの海藻類も歯にとって非常に良いアルカリ性食品です。 また牛乳も極めてアルカリ性に近い食品なので口全体に牛乳を行き渡らせる事で、食事で酸性に傾いた口内をアルカリ性に近づける効果があるのです。

唾液の分泌を促すには、

  1. 食事後の歯磨き 食事後、できるだけ早く歯を磨くことで、口腔内の酸性度を下げることができます。歯磨きにより細菌の酸生成を抑制し、エナメル質の溶解を防ぐことができます。特に甘いものや炭酸飲料を摂取した後は、速やかに歯磨きを行いましょう。
  2. 低糖質・低酸性の食事 糖分や酸性食品を摂取すると、口腔内の酸性度が上昇しやすくなります。そのため、低糖質・低酸性の食事を心掛けることで、ステファンカーブのピークを抑え、むし歯の進行を遅らせることができます。
  3. 唾液の働きを活用 唾液には、口腔内の酸性度を中和する働きがあります。十分な水分摂取や、ガムを噛むことで唾液の分泌を促し、口腔内の環境を改善することができます。ただし、ガムは無糖やキシリトールの入っている物を選び、適度に噛むことが重要です。
  4. 1番大切なことはダラダラ食べない事です。歯が解けている時間<再石灰化している時間 が大切です。糖分の接種が一日4回以下の人は虫歯が少ないと言われています。