口臭とむし歯の関係

こんにちは、事務局の阿部です。
今回は口臭とむし歯の関係についてご紹介したいと思います。マスクをしていて口臭が気になるけど放置してしまってはいませんか? その口臭、むし歯が原因になっているかもしれません?!

1.口臭の主な原因と対策

・歯磨きの不足、磨き残しがある

しっかり磨いているつもりなのに口臭が気になるという方は磨き残しがあるのかもしれません。歯磨きに時間が取れない、こまめに歯磨きができないという方は、キシリトール入のガムを噛んだり、食後に液体ハミガキで口そゆすぐだけでも口臭に有効な場合もあります。

・タバコやコーヒー、香辛料など食事による口臭

日常的にタバコやコーヒーをのんだり、にんにくなどの香辛料で口臭がでる場合もあります。こちらも歯磨きやガムなどがおすすめです。

・だ液の分泌量が減って、お口のなかの細菌が増えるため

ストレスや緊張などからだ液の分泌量が減り、口の中が乾燥状態になるとむし歯の原因にもなる細菌が増えてしまい口臭がすることもあります。そんな時はこまめな水分補給で補うといいでしょう。

・むし歯がある

むし歯がある場合、上記の匂いとは少し違い、生ゴミのような少しキツめの口臭になる場合があります。いつもと違うなと感じたらむし歯を疑ってもいいかもしれません。

2.むし歯が原因の口臭対策

むし歯が原因で口臭がきつようなら、早めに検診して治療をおすすめします。口内環境を整えることは、全身の健康状態にもつながることもあるため、口臭くらいと甘く考えず歯科医院の受診をおすすめします。

3.むし歯が原因で口臭がするのは

・むし歯の穴に食べ物が詰まるから

むし歯の穴は複雑な形をしているため、通常の歯磨きでは汚れを落としきれず、残った食べ物のカスが腐敗し生ゴミのような臭いになってしまいます。また、残った汚れは歯を溶かし、さらにむし歯が広がるという負のサイクルになってしまうため、注意が必要です。

・歯の根元に膿が溜まっているから

むし歯は神経が生きているうちは痛みもあり不快ですが、やがて痛みを感じなくなることがあります。これはむし歯が治ったわけではなく、歯の神経が腐敗し死んでしまうため痛みを感じなくなります。その腐敗した神経が膿をもってくると、歯磨きをしていてもキツイ口臭の原因となります。

4.まとめ

口臭が気になる時、歯磨きをしてもガムを噛んでも取れないといった場合は、むし歯を疑ってみてもいいかもしれません。たかが口臭と甘くみず、気になるときには歯の検診がてら歯科医院の受診をおすすめいたします。いつまでも自分の歯で、美味しく食事がしたいですね。