唾液について

皆さんこんにちは( ¨̮ )
仙台つつじがおか歯科の目黒です。
気づけばもうすぐ6月!!
梅雨の時期が近づいてまいりした🐸☔️
湿気とジメジメに悩まされる季節ですが
スーパーには大好きなさくらんぼ🍒やスイカ🍉、桃🍑などが売られるようになるのでちょっぴり楽しみもあります😊

美味しい果物を沢山たべてジメジメする梅雨を乗り切りましょう︎👍🏻 ̖́-

では、今回は唾液についてお話をさせていただきます𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎

唾液はお口の中の状態を守る重要な働きをしており、様々な役割を果たしています。
・緩衝作用
・抗菌作用
・円滑作用
・保護作用
・自浄作用
・再石灰化作用
・味覚発現作用
など。沢山の作用があります。

それぞれどのような働きをしているのでしょうか🦷?

まずは、一番は緩衝作用です。
通常、お口の中は中性に保たれています。ですが、甘いもの🍫🍪やジュース🥤を摂取するとお口の中は酸性に傾きます。そうするとその酸によって歯のエナメル質が溶かされ、虫歯になってしまいます。そこで活躍するのが唾液です。緩衝作用とは酸性に傾いたお口の中を中性に戻す働きをしているのです。

次に、円滑作用です。
円滑作用とは唾液がお口の中を潤すことによって、発音、咀嚼(噛むこと)、嚥下(飲み込むこと)をスムーズにしてくれます。
抗菌作用は名前の通り、唾液の中には抗菌作用をもった酵素が含まれており、細菌感染を予防します🦠

保護作用は粘膜を潤すことによって、保護する役割のことです。

自浄作用は食べ物や細菌を唾液によって洗い流す作用のことです。

再石灰化作用とは一度虫歯によって溶かされてしまった歯質を、唾液の中に含まれている成分がもう一度硬く、丈夫な歯質に作り直してくれる作用です。

最後の味覚発現作用は、食べ物に含まれている味物質を唾液が溶解することで、味を感じやすくさせる作用のことを言います。

このように唾液には様々な種類があるのです🌷

なんらかの原因で唾液の量が減ったり、分泌不全などの状態になるとお口の中が乾燥し、嚥下障害や味覚障害、また咀嚼障害などが起こります。
さらに口腔乾燥症や唾液分泌低下により、口腔内の自浄作用が失われ、虫歯や歯周病などを発症しやすくなったり、お口の中が乾燥することにより、口臭の原因となる舌苔が増加し、口臭を引き起こすこともあります。
このように唾液には様々な役割があり、その分唾液量が減ることによる弊害も多いです。

では、この唾液をしっかり出すためには何が大切か分かりますか?
1番大切な事は「よく噛んで、よく話し、よく笑う」ことが大切です。
ほんとかな?と思うかもしれませんが、唾液を作り出す唾液腺の周りの筋肉をしっかりと動かすことで唾液腺に刺激が与えられ、唾液を作り出してくれます。

日頃から意識して過ごせるようにしましょう🌈