フッ素の効果とは?

みなさんこんにちは!衛生士の小比類巻です🛼
最近は日によって気温差が激しく体調管理が難しい季節なので皆さんどうかお身体には十分気をつけて夏を迎えましょう☀️

今年の夏の目標は同期と海で花火と水鉄砲で全力で遊ぶことです🏖💦🔫この歳で全力で遊ぶことは少なくなってくると思うので息がキレるほど走って爆笑していい思い出にしたいと思います🩵

さて、今回はフッ素の効果についてお話します!

フッ素とは自然界にある天然の物に多く含まれている歯や骨を丈夫にする物質です。海水中や土、食品にも含まれており、普段から口にしているものもありとても身近なものです。
また、フッ素は体に必要な”微量元素”です。骨格に含まれる無機(ミネラル)成分の主体はヒドロキシアパタイトと呼ばれる結晶でカルシウム、リン酸などから構成されています。
フッ素はこな結晶を大きくしたり結晶に含まれる不純物と入れ代わることで、結晶をより完全にする作用をもちます。
🌟主な食品の中のフッ化物濃度
・野菜類0.1~1 ・りんご0.2~0.8
・紅茶0.5~1.0 ・緑茶0.1~0.7
・みそ3~10 ・貝類1.5~1.7 ・海草2.3~14.3 ・いわし8~19.2 ・にぼし10~20
フッ素は、塩と同じように体に必要なものではありますが大量に摂取してしまうと中毒や悪心、嘔吐の原因になってしまうため、正しく摂取、使用することで効果を最大限に発揮します!!

フッ素は何に効くのでしょうか?🤔💭

フッ素は虫歯予防に最も効果的です!!
1️⃣歯を強くする
2️⃣再石灰化を助ける
3️⃣虫歯菌を減らす

ここで再石灰化についてお話します!
再石灰化とは、歯のミネラルが酸によって(カルシウム、リン酸)溶け始めてしまった部分を脱灰といい、その反対で溶け出したミネラルが歯の中に戻ることを再石灰化といいます🦷

フッ素は歯の表面の衰え(老化)を防ぐためにも全ての年代の方に必要な成分です。
こどもに👧🏻
お子さんのフッ素塗布は大変重要です。歯が虫歯菌に侵されやすい未成熟な状態なので、フッ素を定期的に塗ることで強い歯を作りましょう!!
歯が生えた瞬間から虫歯になるリスクはあります。逆に言うと歯が生え始めたらフッ素は塗ることができます!!フッ素の取り込みが最も良い年齢は12歳臼歯が生える頃14〜15歳くらいまでです!!
妊娠中の方に🤰🏻👶🏻
母から子へ口移しで食べ物を与えることは、同時に母親の口の中の菌も子供に移すことになります。妊娠中からフッ素などで虫歯菌を減らしましょう!!

これらのことからフッ素は歯にとってとてもいい成分なので、普段からフッ素入りの歯磨き粉やキシリトール100%のガムなどでフッ素を補うことも大切ですが定期的に歯医者さんでのプロケアで行うフッ素塗布でより強く健康な歯を維持していきましょう🦷✨🪥