おくちの乾き

こんにちは、歯科衛生士の及川です!みなさん、いかがお過ごしでしょうか?最近は暖かい日も続き過ごしやすい季節になりましたね🔆‬✨️
新しい環境にも慣れてきた頃と思います☺️
いろいろなイベントも増えてきて、食事を楽しむ機会も増えますね✨美味しいものを食べるためにもお口の健康は大切です!今後も引き続きみなさんのお口の健康をサポートさせていただきます🪥
また、お天気が悪い日など気温が下がる日もありますので皆さんもお体に気をつけてお過ごしくださいね(*´˘`*)
さて今回はお口の乾きについてのお話です!口腔乾燥症と言われ、お口の中が乾いた状態をいい、発話や飲み込みなどに困難をきたします。一時的なもの、原因も自身で改善することが可能なものもありますが、そのまま重症化してしまうと、舌の痛みや、味覚障害、睡眠障害なども引き起こすことがあります!口腔乾燥症は口腔粘膜疾患の数%から十数%程度を占めると言われています。
原因はさまざまで、口腔乾燥症は原因によって以下のように分類されます。
①全身性または代謝性のもの
熱性疾患、発汗過多、脱水症、下痢など
糖尿病、甲状腺機能亢進症
心不全、腎機能不全や尿毒症
悪性貧血、鉄欠乏性貧血
過度のアルコール摂取や喫煙、過呼吸、口呼吸等
②神経性または薬物性のもの
恐怖、興奮、ストレス、ノイローゼ、抑うつ、ヒステリーなどの精神状態
脳炎、脳腫瘍、脳外傷などの中枢性病変
顔面神経分泌枝の障害
薬物性向精神薬、抗不安薬、抗うつ薬、制吐薬、降圧剤、利尿剤など
③唾液腺自体によるもの
唾液腺腫瘍、各種唾液腺炎、放射線照射、加齢変化、慢性硬化性変化、シェーグレン症候群とその類似疾患
お口の乾きにお悩みの方でも、症状や原因はさまざまです。予防法について、普段の生活を気をつけることで改善出来るものもあります!日常の基本的な事項については次のようなものがあります!
・規則正しい生活
・十分な睡眠
・適度な運動
・ストレスの除去
・適切な食生活
バランスの取れた食事、唾液の分泌を刺激する食品、咀嚼の状況、また、鼻がつまることが多い方などは、お口で呼吸することをやめることなどがあげられます。症状の緩和を目的に人工唾液や保湿ジェルを用いることもあります。
お口の乾燥はそれだけではなく、普段の会話やお食事のとりにくさなどにも影響してきます💭歯の痛みだけではなく、お口に関するお悩みなどございましたらいつでもご相談ください🌿‬