口腔ケアについて

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

皆さんゴールデンウィークはどのように過ごされましたか。
私は家族と実家の徳島に帰省をし親や友人など1年ぶりの再会で
有意義に過ごすことができました。
また来年も時間を見つけて帰省できればいいなと思っています。
次の夏休暇の8月まで診療をまた頑張りたいと思います。

さて今回は口腔ケアについて説明していこうと思います。
とくに今回は問い合わせが多かったお口の状態にあわせてケアについて紹介してきます。

まずは口臭のケアについて
起床時にニオイが気になったり鏡でお口の中をみて舌が白くなっていたりすることは
ありませんか。
舌の表面についているコケのようなもの、これは舌苔とよばれ細菌が堆積してできたもので
口臭の原因となります。
舌ブラシで丁寧に優しく磨くことで除去することが可能です。
毎日の歯ブラシに加えて舌ブラシもあわせておこなっていきましょう。

次に入れ歯のケアについて
毎晩歯ブラシと同時に入れ歯も義歯ブラシを使って汚れを落とすように磨きましょう。
また入れ歯洗浄剤に夜間つけておくことで細菌の増殖を抑えることができるため
お水で洗い、ブラシで汚れを落とし、最後に洗浄剤の流れを忘れずにお願いします。
それでも汚れがとれない場合は歯科医院の来院時に持参してくれると
担当医が対応してくれると思います。

次に治療途中の歯のケアについて
歯を抜歯したままや治療が途中になっている場合
その周囲は細菌の温床となってしまうため抜歯を行なったところは
ブリッジや入れ歯やインプラントなどの欠損補綴、
治療途中になっているところは
インレーやクラウンなどの補綴で修復することで改善は期待できます。

最後に親知らずのケアについて
親知らずが斜めにはえていたり歯並びが不揃いになっているところは
智歯周囲炎が起こりやすく周囲歯肉の疼痛や腫脹が生じます。
ワンタフトブラシを使用し最後方臼歯まで磨くことや
柔らかめも歯ブラシでマサージをおこなうことで予防することができ
また抜歯をおこなうことで感染リスクを下げることができるため
担当医と相談の上で保存すべきなのか抜歯をおこなうべきなのか
決めていただくかと思います。

このようのお口の状況に合わせてそれぞれのケアが違うため
歯ブラシの種類やケア用品などは衛生士や歯科医師との相談の上
その患者さんごとの最適な方法で進めていく方針ですすめていきます。

何かご不明な点があればお問い合わせください。