唾液検査について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

連日暑い日が続いていますが皆さん体調お変わりないですか。

40代半ばになった今、診療後の疲れをとるため入浴後のストレッチと

当日の準備のためのストレッチを毎日欠かさずおこなっていますが

継続することで体の可動域が広がり、先日行った血液検査での数値の改善がみられました。

食生活の改善と生活習慣の改善で自己管理を怠ることなく8月も頑張りたいと

思います。

 

さて今回は唾液検査の項目について説明していきます。

当院では治療と予防を進める過程の一環として唾液検査をおこなっております。

たった5分で測定結果がでるため患者さんに当日説明をおこなうことも可能です。

項目としては歯の健康に関する項目として

1、虫歯菌

ミュータンス菌がどれだけ活性化しているのか数値化をおこない

数値が高いと虫歯になりやすい環境になっていることが分かります。

2、酸性度

酸性度が高い状態が続くと歯の脱灰がおき、その状態が長く続くと虫歯になってしまいます。

歯の溶けやすさを表す数値となります。

3、緩衝能

食後に酸性に傾いたお口の中を中性に戻す力を緩衝能といいます。

この数値が高いと虫歯になりにくいことが知られています。

次の項目として歯肉の健康に関する項目として

4、白血球

歯肉が発赤や腫脹がおきている炎症状態では唾液中の白血球の数値が高くなります。

5、たんぱく質

歯肉からの出血やお口の中に食べ物が残っているとき、またお口が乾きやすい状態の

ドライマウス傾向にあると数値が高くなります。

最後に口腔清潔度に関する項目として

6、アンモニア

お口の中の細菌数が多いと唾液中のアンモニアの数値が高くなり口臭の原因になることも

知られています。

このように歯、歯肉、口腔清潔度を6項目で測定し

それぞれの数値によって患者さんがこれからの治療で気をつけなければいけないことが

より明瞭となり検診までの項目期間を定める指標が分かります。

虫歯や歯周病でお悩みやお困りの方は治療や予防とあわせて

一度唾液検査をおこなってみませんか。

何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。