抜歯後の注意事項について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

お盆休みは皆さんどのように過ごされましたか。

私は家族と北海道のトマムに行ってきました。

天候にも恵まれて大自然に癒されて6日間の休みを満喫することができました。

9月は30日(月)が社員研修のため休診となりますので予約をされる際には

気をつけてください。

 

さて今回は抜歯後の注意事項について説明していきます。

まず抜歯を行なった直後は止血をおこなうため

圧迫止血用のガーゼを15分以上噛んでもらいます。

止血を確認したのち治療が終了となりますが当日は

うがいを避けてもらいます。止血が終わったあとにできる血餅が

流れてしまう可能性があるためです。

さらに可能であればうがいの他に運動、お酒、お風呂も控えたほうが

いいでしょう。

血液の流れがよくなり止血効果が薄れてしまうため運動であれば

軽いウオーキング程度にお風呂であればシャワー程度に当日は済ませてください。

抜歯当日、翌日に関しては疼痛が生じるため鎮痛剤の服用を

感染予防のための抗生物質の服用も合わせておこないます。

通常は数日程度で症状は改善してきますが1週間以上経過しても

痛みや腫れがおさまらない場合は抜歯後感染の可能性があり

幹部を清潔に洗浄や消毒をおこない鎮痛剤や抗生物質の追加投与をおこないます。

親知らずを抜歯した後に起こる可能性がある

ドライソケットとよばれる抜いた部位に血液のあがりが悪く凹み状態になることで

汚れがたまり感染が起きてしまうことがあります。

こまめに消毒をおこない必要なら自己洗浄の指導をおこない食後に行なってもらいます。

また意図的に患部を出血させて血液のあがりを促進させる手技もあります。

深く埋まっていたり横向きにはえていたりで抜歯後に隣の歯の根元が露出して

知覚過敏をひきおこすこともありますが傷口の治りに合わせて改善傾向となり

必要なら知覚過敏の処置もおこなうことで対応していきます。

下顎の顎の中にある神経(下歯槽神経)に近接している場合

抜歯後に知覚鈍麻や麻痺がおこることも稀に報告されていますが

口腔外科と連携をとり薬の服用やマッサージやレーザー治療で改善をはかります。

このように抜歯をおこなった後におこる様々な症状に臨機応変に対応し

症状の重症化を防ぎ改善の方向へむかうように

今後抜歯の予定で治療が入っている方でお悩みやご不明な点があれば

お問い合わせください。