お口の体操について

こんちには。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

9月も後半になり朝と夜はかなり涼しく過ごしやすくなりましたね。毎朝起きると天気予報をチェックしながらストレッチをするのが日課となっていますが秋保や松島の紅葉を今年は見に行くのを楽しみにしたいと思います。

9月30日は医院研修のため休診とさせていただきますのでご理解、ご協力の程よろしくお願いします。

10月1日より診療再開します。

さて今回は前回の続きとして他のお口の体操について説明していこうと思います。

まずは嚥下機能の低下を防ぐ運動として開口訓練があります。

ゆっくり大きな口を開けて10秒間保持します。

次にしっかり口を閉じて10秒間休憩します。

この運動を繰り返すことで飲み込みに関連する筋肉力をアップさせて食事中のむせの症状改善につながります。

ここで気をつけなければいけないのが無理をせず痛みのでない程度にとどめることです。

顎関節症の症状がでている方はくれぐれもやりすぎないように適度な運動にとどめましょう。

続いては、ごっくん体操です。

喉ぼとけを上げるように喉に手を当てたまま顎を少しひき、ゴクッと飲んで喉ぼとけをあげる。

上げたまま5秒ほど保つ。

最後に息をしっかり吐き出す。

この運動を繰り返しおこないます。お腹からしっかり息を吐き切ることでより効果を期待することができます。

咀嚼機能を向上させる体操として、咀嚼訓練があります。

ガムを噛むことにより噛むために必要な筋肉を鍛えることができます。

意識してほしいのは、唇を閉じてしっかり噛むこと。ガムは一箇所で噛まず左右両側で均等に噛むこと。姿勢を正して噛むこと。

1日2回、朝と夜に行い、一回に行う時間の目安は5分程度にしましょう。

ガムを噛む以外にも普段の食事でもひと口で30回以上噛む、歯応えのある食材を使う、食材を大きめに調理し硬めにゆでるなどの工夫で咀嚼力を向上させることもできるため参考までに。

舌と頬の力をつける抵抗訓練も大切です。

舌の力をつけるために

舌先を頬の内側に強く押し当てる。

自分の指で舌先を頬の上から押さえる。

抵抗するように指で力を加えて舌先を10回押しつける。

左右10回ずつ実施する。

これ以外にもお口の周りの筋肉を鍛える体操はまだあるため随時お伝えしていくようにしますね。

何かご不明な点があればお問い合わせください。