口腔疾患

こんにちは、歯科衛生士の小野寺です。

最近はもう防寒着を着ないと外では耐えられない気温になってきましたね😵私はもう11月中にはこたつを出してしまいました。こたつといえばみかんを思い出しますが、みなさんみかんはもう食べましたか?冬になるとみかんをたくさん買ってしまいがちだと思いますが、“時間と回数”には気をつけて食べましょう!

今回はお口の中の病気とメンテナンスについつお話ししたいと思います。

みなさん、お食事のあとや就寝前には歯磨きは行っていますでしょうか?歯磨きといいますと、“歯”そのものを磨いてしまいがちだと思います。ですが、歯磨きで重要なポイントは“歯と歯ぐきの境目”なんです😳

お口の中の代表的な病気は「むし歯」はもちろんのことですが、「歯周病」も含まれます。

むし歯とは?
普段のお口の中が中性であるのに対して、食事を摂ることによって酸性に傾いてしまいます。その酸性の影響によって歯の表面が溶け始めてしまい脆くなり、黒くなったり形を留めておけなくなることをむし歯といいます。

酸性に傾く理由はプラーク(歯垢)が原因で、プラーク中の細菌が食物に含まれる糖分を分解して酸が代謝されることが原因です。また、もともとが酸性のフルーツや飲み物なども注意が必要です🍊

歯周病とは?
歯周病は「歯肉炎」「歯周炎」の総称です。
歯と歯ぐきの境目のプラーク(歯垢)が原因です。ピンク色で引き締まった健康な歯ぐきと歯の境目にプラークが蓄積することで、歯ぐきが腫れはじめて赤くブヨブヨとした見た目になります。また、歯ブラシの毛先を当てただけでも出血することがあります。これが炎症が起きているサインなんです😦

これらが悪化することで歯周ポケットを形成し、徐々に深くなることで歯を支える骨まで届き溶け始めます🫠

むし歯や歯周病の共通的な原因にはお気づきになったでしょうか?

両者の原因の大部分は“プラーク(歯垢)”なのです。

プラークという歯の汚れは食べかすだと思われることもあるかもしれませんが、細菌の塊でむし歯や歯周病は感染症なのです😯
では、その細菌はどこから感染するのか?と言いますと“細菌に感染している人”で飛沫感染により移ってしまうんです🫢

そのため、むし歯や歯周病の原因菌の感染対策方法としては、近年流行が落ち着いてきたコロナウイルスのように家族や友人間でのマスク生活をおくること!これは楽しい生活を送る上ではでき兼ねる方法です。

ですので、
お口の中の細菌の数を減らすために、セルフケアで落としきれない部分の汚れや歯ブラシでは届かない場所の汚れは歯科の定期メンテナンスによるクリーニングで補うことをおすすめさせていただいております😌
また、定期メンテナンスに重要なポイントはご家族や身近にいる人も通うこと☝️

健康なお口の中の環境を維持するにはみなさんが行うセルフケアが主体ですが、もしご自身にあったケア方法に迷っていましたらいつでもご相談ください🦷🪥

ここまで読んでいただきありがとうございました