こんちには。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。最近体の健康維持のためストレッチポールを使った歪み改善のストレッチをとりいれるようにしました。知らず知らずのうちに職業柄、体の歪みから肩や腰に負担がかかっているため朝と夜に10分ずつ毎日欠かさず行うようにしています。可動域が少しずつ広がってきた実感ありますが私は特に肩甲骨周り、股関節周りが硬くなっているそうなので気をつけてたいと思います。
毎日継続することで効果がさらに期待できそうなので皆さんも是非やってみてください。
さて今回はお口の体操について説明していこうと思います。お口の周りの筋肉の衰えからくるオーラルフレイルによって発音、咀嚼、嚥下機能に影響がでることが報告されています。口腔周囲筋を積極的に動かすことによって唾液の分泌が促進され、また脳への適度な刺激で顔の表情も豊かになります。
まず簡単にできる体操は唾液腺マッサージです。加齢によって唾液の分泌量が減少し口が乾燥しやすくなり嚥下しにくい環境となるため積極的にマッサージしていきます。
まずは耳の下あたりの耳下腺から
人差し指から小指まで幅広く指をつかい頬にあてながら上の奥歯のあたりまで10回ほど行います。
続いて顎の下あたりの顎下腺を
親指を使いながら耳の下から顎の下まで5か所くらいを順に刺激していきます。
最後に舌下腺
親指を顎の真下から手をつきあげるようにゆっくり押しあてていきます。
これを10回ずつ繰り返すことで唾液の分泌量が促進されてドライマウスや嚥下障害を改善していきます。
舌のトレーニングもあわせて行いましょう。舌を前方に突き出す動き、舌を上顎につける動き、舌を左右に傾ける動き、舌で唇をなめる動きを繰り返すことで発音や表情筋の活性化につながります。
この2つの体操だけでも様々なお口の機能低下をふせぎ生活の質の向上が期待できます。鏡をみながらどこをマッサージしているのか意識したり、舌がどの位置まで動かせているのか判断したり、各々無理のない範囲で頑張ってみましょう。
当院でもドクター、衛生士も一緒になりトレーニングをおこなっていますので気軽に相談してみてください。
今年一年がいい形で締めくくれるように
これからも皆さんのお口の健康に携わるようにしていきますのでよろしくお願いします。