年末年始の虫歯、歯周病について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

2024年も12月28日をもって診療が終わりとなりました。

一年間皆さんのお口の健康に関わることができ、来年も引き続き頑張っていきたいと思います。

12月29日から1月3日まで6日間は休診となります。

さて今回は年末年始の歯、歯肉における注意事項について説明していきますね。

まずは大人の虫歯や歯周病について

年末年始9連休をとられてる方も中にはいるかと思います。帰省や旅行などで休暇を満喫する中で虫歯に関しては普段通りのブラッシングを心掛けるようにしましょう。食事やお酒の場が増えるとどうしても虫歯になりやすい環境になるので食事の間隔が短くなったり深夜まで飲酒する回数が増えることによって口腔内に細菌が繁殖し歯の脱灰から前歯では歯と歯の間、奥歯では歯の溝から虫歯が進行してくるため食事の間隔は2時間以上はあけて深酒にならないように時間をきめてお酒の場を楽しんでください。

歯周病に関しては疲れや睡眠不足など様々な理由で体の免疫力が下がることで歯肉の発赤や腫脹となり歯周ポケット内に細菌が増殖し疼痛を引き起こすため栄養と休養をとり手洗い、うがいの徹底をおこない体調管理を第一に考えましょう。もちろん普段のブラッシングも重要ですが歯間ブラシやデンタルフロスの使用、就寝前のうがい薬の使用もあわせておこないましょう。

次に小児の虫歯や歯肉炎について

乳歯は永久歯に比べ歯が脆いため虫歯の進行が早いので間食が多くなったり生活リズムが不規則になることで危険性があがります。食後のブラッシング、間食の間隔、規則正しい生活を心掛けましょう。

ブラッシングに関しては保護者の仕上げ磨きは必ずおこなうようにしましょう。特に就寝中には口腔内の細菌が増殖するためお子さん1人での歯磨きだけでは不十分です。歯と歯肉の境目、歯と歯の間、歯の溝の部分は虫歯の好発部位なので注意して磨くようにしてください。

歯肉炎に関してはインフルエンザが猛威をふるっているため体調不良になるに比例して歯肉炎も悪化する傾向があります。予防接種をおこない手洗い、うがいをこまめにおこない栄養が偏らないようにバランスのとれた食事をとり睡眠時間は決まった時間とるようにしてください。

歯も歯肉も基本は普段のブラッシングと体調管理で健康な状態を保つことはできるので皆さん良いお年をすごせるように年末年始も気をつけてお過ごしください。