まず、歯の着色の原因は、内因性と外因性の2つに別れます!
【内因性の着色】
・歯の中にある神経の病変によるもの
・テトラサイクリン系抗菌薬の副作用によるもの
・歯の形成不全
などです(^^)
神経の病変による着色の場合は、
歯科医院での専門的なホワイトニングにより白くする事が出来る場合がありますので、ご相談ください😊
また、抗菌薬の副作用・歯の形成不全によるものですと、歯科医院での治療として、白い被せ物(ラミネートベニア、ホワイトクラウン等)を入れることにより、白くする事が出来る場合がありますので、ご相談ください😊
【外因性の着色】
・紅茶、緑茶、コーヒー、ワインなどの飲食物
・タバコのタール
・洗口剤に含まれるクロルヘキシジンなどの薬品
などです(^^)
タバコが着色に関係するのは想像しやすいと思うのですが、実は飲食物の中で一番着色しやすいのは、紅茶だと言われています。
意外ですよね?😭
コーヒーやワインの方が着色しやすいイメージがあると思うのですが、紅茶の茶葉が着色の原因になるようです😢
外因性の着色の場合は、歯科医院で行うプロフェッショナルケアと、患者さま自身で行っていただくホームケアにより、着色を落としていきます、!
歯科医院でのプロフェッショナルケアでは、超音波の出る機械や、専用の器具で着色を落としていきます。
広範囲に着色がついている場合は、噴射式歯面清掃器を使う場合もあります。
ただし、こちらの噴射するパウダーは塩分を含んでいるため、高血圧の方などには使えない場合があります。
その後、仕上げ研磨を行い、着色を落としていきます。
この仕上げ研磨には、歯をツルツルにして、再沈着しにくくする効果もあります(^^)
せっかく歯科医院で着色を取り除いても、日々飲食していると、また着色してきてしまいます。
そこで、患者さまにもセルフケアを行って頂きます😊
着色の状況、セルフケアの具合などにより、汚れをこすり落とす清掃剤か、歯面の粗さを改善して沈着しにくい歯面を保つハイドロキシアパタイトなどの製剤を使用して頂くのが好ましいです(^^)
また、紅茶や赤ワインなど、好きな飲食物の節制は辛いと思いますので、
摂取後は水も飲んだり、すぐに歯磨きをするなど工夫して頂くと、沈着しにくくなります。
プロフェッショナルケアとセルフケアで上手にステインコントロールをして、キレイな白い歯を目指しましょう❣️