こんにちは!歯科衛生士の松田です🌷仙台つつじがおか歯科に移動して1ヶ月が経ちました!まだまだ分からないこともたくさんありますが精一杯頑張ります!
今回は、多くの方が耳にしたことのある「フッ素」について、その正しい使い方をご紹介します!
フッ素と聞くと、「歯にいいらしいけど、どう使えばいいの?」「子どもだけが使うものじゃないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?実はフッ素は、年齢を問わず、むし歯予防にとても効果的な成分です!正しく使うことで、ご自身やご家族の歯の健康を守ることができますよ✨
■フッ素ってなに❓
フッ素は、自然界に広く存在するミネラルの一種で、歯の再石灰化を助けてむし歯菌による酸のダメージから歯を守る働きがあります。また、歯の表面を強くし、むし歯になりにくくする効果も期待できます。
■フッ素の正しい使い方とは❓
① フッ素入り歯磨き粉を選ぶ
毎日の歯みがきには、フッ素濃度が950ppm以上の歯磨き粉を選びましょう。成人であれば1450ppmのものが効果的です⭐️子どもは年齢に応じた濃度を選ぶ必要があります。
* 6歳未満のお子さんには、500~1000ppm程度のものを使いましょう。
* 歯磨き粉の量は「年齢x1mm」が目安ですが、3歳未満のお子さんは「米粒大」、3~5歳は「グリーンピース大」で十分です。
② 歯みがき後は「少量の水ですすぐ」
フッ素をしっかり歯に残すために、歯みがきの後のうがいは1回だけ、少量の水で行うのがポイントです⭐️何度もうがいをしてしまうと、せっかくのフッ素が流れてしまい、効果が薄れてしまいます😞…。
③就寝前の歯みがきを大切にする
夜寝ている間は唾液の分泌が減り、むし歯菌が活動しやすくなります。だからこそ、就寝前の歯みがきは特に重要です⭐️フッ素をしっかり歯に残すためにも、夜は丁寧に歯みがきをしてから寝ましょう😴
■フッ素のその他の使い方❗️
◎ フッ素洗口液
歯科医院で購入することができる「フッ素洗口液」は、毎日のうがいに取り入れることで、歯全体にフッ素を行き渡らせることができます。特にお子さんや矯正治療中の方におすすめです⭐️
【 使い方 】
* 夜の歯みがきのあとに使用する
* 指定された量を口に含み、約30秒うがいする
* その後30分程度は飲食を控える
◎歯科医院での高濃度フッ素塗布
定期的に歯科医院で受けられる「高濃度フッ素塗布」
は、家庭用のフッ素よりも強い効果があります。年に2~4回の頻度で受けることで、むし歯予防効果がより高まります🦷✨
■フッ素の注意点❗️
* フッ素は安全性の高い成分ですが、過剰摂取には注意が必要です。歯磨き粉は適量を守り、小さなお子さんが誤って飲み込まないように気をつけましょう。
* フッ素だけに頼らず、日々の歯みがきやバランスのとれた食生活、定期的な歯科受診も忘れないことが大切です。
■まとめ
フッ素は、むし歯予防に非常に効果的です。正しい使い方を知り、日常生活に上手に取り入れることで、ご自身やご家族の歯を守ることができます。歯科医院での定期的なチェックと合わせて、フッ素をうまく活用していきましょう🫧🤍