こんちには。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。今月は保育園検診に行く機会があり0歳児から5歳児までのお口の中を確認させてもらいました。毎年毎年虫歯の本数が減少傾向にあり、とても良い兆候がみられました。親御さんの仕上げ磨きや先生方の意識付けなど協力をいただけているおかげだと思います。
さて今回は歯を強くするために知っておいてほしい食品を挙げていきますね。
まずは歯の基礎をつくる食べ物といえばタンパク質です。あじ、卵、牛乳、豆腐、鶏肉などをバランス良く摂取しましょう。
歯のエナメル質を作るビタミンAも大切です。豚肉、レバー、ほうれん草、にんじん、バターを朝、昼、晩にうまく盛り合わせてとりましょう。
歯の象牙質を作るビタミンCは、ほうれん草、みかん、さつまいも、キャベツに多く含まれるため歯の内部から強くする意味で取ることは体調管理にもつながります。
歯の石灰化を助けるカルシウム、リンは主に、ひじき、チーズ、シラス、米、牛肉、豚肉に含まれるため幼児期から積極的にとりいれるべきだと思います。
あわせてカルシウムの代謝を助け、石灰化の調整をおこなうビタミンDもバター、卵黄、牛乳に含まれるため乳製品はお口以外の体にも良い効果をもらたします。
あと1ヶ月で夏休みにはいる学校も多いと思います。これからの時期、暑くなるにつれてアイス、お菓子、ジュースなどをとる機会も増えるため栄養面をしっかり考慮して過ごす必要がありますね。
規則正しい生活リズム、朝、昼、夜の歯ブラシ、食事との間隔をしっかり守り、歯を強くしつつ虫歯になりにくい環境作りをしていきましょう。
当院では夏休みの間はフッ素塗布を中心に学校検診で指摘事項があればその項目にあった治療、予防をすすめていきます。また食生活について保護者からの質問、歯ブラシや歯磨剤の推奨、うがい薬の効果的な使い方、タブレットの摂取頻度などその方その方に対応した内容を提案させてもらいますのでこの機会にご不明点、ご質問等があればお問い合わせください。
もちろん大人の方においても普段のケア以外の予防や治療について説明をおこないますので快適な夏をすごすために一緒に歯の健康をすすめていきましょう。