お口の健康について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。8月ももうすぐ終わりますね。8月30日31日は東北デンタルショーが国際センターで開催されています。コロナ禍でしばらく開催されていませんでしたが収束の兆しがでた時期から足を運ぶようにしています。毎年治療やケアの最新設備や商品が展示されているため興味があるものに関しては医院に導入できるか検討したいと思います。

さて今回はお口の健康について説明していこうと思います。まずはお口を健康な状態でいるためは虫歯や歯周病から守る必要があります。当院では予防の一環として唾液検査をおこなうようにしています。採取した唾液を専用装置と検査キットを用いて口腔トラブルに関係が深い6項目を測定するようにしています。虫歯菌や酸性度や白血球やタンパク質など唾液検査においてご自身の菌の状態の把握から始めていきます。

唾液には緩衝能があり脱灰した歯質を守ります。自浄作用によって洗い流す作用があり再石灰化により脱灰した歯質にカルシウムやリンを補填し歯を修復する作用があります。

さらに全身の健康にも役立つ抗菌作用でお口から入る細菌やウイルスの侵入を防ぎ増殖をおさえ、粘膜保護で乾燥や刺激から全身を守り、免疫機能で病原体を無力化し免疫システムをサポートする作用があります。

加齢、薬の副作用、ストレス、不規則な生活、口呼吸、喫煙、女性ホルモンの低下などで唾液の量は減少するといわれています。ただ唾液の量を減少したとしてもそれを増やす方法としてキシリトール入りのタブレットやガムを噛むこと、よく咀嚼して食事をすること、水分補給をこまめにとること、規則正しい生活をしてストレスを解消すること、唾液腺マッサージや舌の運動によってそれらを補うことができます。

最近では小児の口腔機能不全症、高齢者の口腔機能低下症によってお口の健康に影響がでることも報告されています。筋機能訓練をおこなうことでお口の周りの筋肉を鍛えてその結果唾液の働きも活性化されます。今回はお口の健康と唾液の関係について話をさせてもらいましたが唾液には上述した以外にも味覚の補助、嚥下の促進など働きは多岐に渡ります。

まずは簡単な予防から始めてみてはいかがでしょうか。何かご不明な点やご質問があればお問合せください。