こんにちは☺️歯科衛生士の幸坂です!
すっかり冷え込んで急に冬になりましたね体調も崩しやすいのでしっかり睡眠をとって疲れをとってくださいね☺️
今日は、お口の健康を守るうえでとても大切な「唾液(だえき)」についてお話しします❕
唾液には、食べ物を飲み込みやすくしたり、むし歯や歯周病を防いだりと、たくさんの役割があります。普段あまり意識しませんが、唾液はお口の中の健康を保つ“天然の万能薬”とも言える存在です(^^)
唾液は大きく分けて「漿液性(しょうえきせい)」と「粘液性(ねんえきせい)」の2種類があります❕
漿液性唾液は、さらさらとした水のような性質で、主に耳下腺(じかせん)から分泌されます。この唾液には消化酵素のアミラーゼが含まれており、食べ物の中のデンプンを分解し、消化を助けてくれます。また、洗浄作用が強く、口の中を清潔に保つ働きもあります🧹
一方、粘液性唾液は、ねばねばとした粘り気のある唾液で、主に顎下腺(がっかせん)や舌下腺(ぜっかせん)から分泌されます。粘液性唾液は、食べ物をまとめて飲み込みやすくするほか、粘膜を保護する作用があります。口の中の乾燥を防ぎ、刺激から守ってくれる頼もしい存在です💪
この2種類の唾液がバランスよく分泌されることで、お口の中は健康な状態を保てます。しかし、ストレスや加齢、薬の副作用などで唾液の量が減ると、むし歯や口臭、口内炎などのトラブルが起こりやすくなります😭
では、唾液をたくさん出すにはどうしたらいいのでしょうか?
おすすめの方法をいくつかご紹介します。
- よく噛むこと
食事のときにしっかり噛むことで、唾液腺が刺激され分泌量が増えます。特にガムを噛むのも効果的です🦷 - 水分をしっかりとる
体の水分が不足すると唾液も減ります。こまめな水分補給を心がけましょう💦 - 唾液腺マッサージ
耳の下やあごの下を指でやさしく円を描くようにマッサージすると、唾液腺が刺激されます。リラックス効果もありますよ。 - 口呼吸をやめる
口で呼吸していると口の中が乾燥しやすくなります。鼻呼吸を意識するだけでも大きな違いがあります。 - リラックスを意識する
緊張やストレスも唾液の分泌を減らします。深呼吸をしたり、軽いストレッチをするのもおすすめです🌱
唾液は年齢とともに減少しやすいですが、日常のちょっとした工夫でしっかり増やすことができます。お口のうるおいを保つことは、むし歯・歯周病予防だけでなく、食事を楽しむためにもとても大切です。
今日からぜひ、唾液を味方につけた健康習慣を始めてみてくださいね☺️