こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。10月3日子供の幼稚園の運動会に参加してきました。かけっことダンスのお披露目でした。残念ながらかけっこではビリでしたがダンスでは練習の成果が出てリズムに乗って上手に踊れていました。
息子の楽しそうに過ごす姿を近くで見れただけでも親としては嬉しいものです。普段の家と過ごす姿とは違う子供の成長を感じることができました。
さて今回はインレーの種類や特性について説明していこうと思います。まずはインレーとは虫歯で削った歯の部分に詰めものをして補う治療法です。単純と複雑の2種類からなり、隣の歯との接触面を削らないのが単純、隣の歯との接触面を削るのが複雑となり当院では主に複雑インレーを扱っております。
ではインレーの種類ですが
まずは保険診療で扱うものとしてメタルインレーがあり素材はパラジウム合金を使用し特徴としては強度に優れ保険適応内のため比較的安価です。ただし金属アレルギーの方には用いることができずまた審美性に欠けてお口を開けた際には目立つことがあります。
次に挙げられるのがCADCAMインレーがあり素材はレジンにセラミックを混合したものを使用し特徴としては白くかつ金属アレルギーの方に用いることができます。最近では条件付きですが第一大臼歯や第二大臼歯にも適応されるためより奥歯を白くできる環境が整いました。ただし耐久性はメタルより劣るため歯ぎしりや食いしばりのある方には用いるのが難しく、経年劣化による着色や変色もおきますので注意です。
保険診療以外にも自費診療のインレーにセラミックインレー、ジルコニアインレーがあります。
まずはセラミックインレーとは天然歯に近い白さで見た目が自然で何より透明感があります。保険との違いについては変色や着色がなく表面に汚れがつきずらいため衛生的です。金属アレルギーの心配もありません。ただし開咬や過蓋咬合など奥歯に強い力がかかりやすい症例では割れる可能性があります。よく担当医との相談で適応かどうか診てもらう必要ががあります。
最後にジルコニアインレーとは強度と耐久性に優れており歯ぎしりや食いしばりの方にも適応が可能となります。白くなおかつ強い特性があります。ただしセラミックと比較すると透明性に劣るため主に前歯部よりも臼歯部に用いることが多いです。また色調の種類が限られてくるため極端に明るく、暗くは難しいです。
このように保険診療で2種類、自費診療で2種類インレーについて説明させてもらいました。今後虫歯治療を予定されている方で何かご不明な点があればお問い合わせください。