こんにちは。
仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。5月後半になり暑い日が増えてきましたね。この時期で30℃を観測すると6月以降がどうなるか考えたくないですね。50歳に近づくに連れて体調管理には気をつけるようにしています。皆さんもこの夏乗り切れるように頑張りましょう。
さて今回は口腔機能検査について説明していきますね。
まずは口腔機能とは食べる、飲む、話すといった日常のお口の機能のことを表します。特に50歳を越えるとオーラルフレイルつまりお口の周囲の筋肉の低下がおこりQOLの維持にも影響がでてくるため検査をおこないお口の現状を把握しておく必要があります。
検査項目としては主に代表的なものとして
1.口腔衛生状態を調べることで口腔内の清潔度を評価します。舌の表面の舌苔の量により数値化します。舌苔の量が多くなることで口臭の悪化にもつながるため舌ブラシで毎朝除去するようにしましょう。
2.口腔乾燥状態調べることで唾液量を測定します。口腔水分計ムーカスを使用することで舌の先端から10ミリの粘膜から数値をとり乾燥状態が高いと口腔内に虫歯や歯周病に罹患しやすくなるため水分補給や唾液を積極的に出すように心がけましょう。
3.咬合力を調べることで食事がしっかりできているかを確かめます。口腔機能モニターと咬合力測定フィルムを用いて数値化していきます。咬合力が弱いと固いものを食べるのが難しく柔らかいものを選択しての食事が増えるため顎の骨が痩せやすく残存歯の動揺もでてきます。噛む回数を意識して一口30回程度を目安にしていきましょう。
4.舌圧を調べることで会話がしっかりできるかどうかを確かめます。舌圧測定器を使用して舌を上顎に押しつける力を数値化します。舌圧が弱いと上手く発音することができず唾液が飲み込みづらくなるため誤嚥性肺炎が起こるリスクが高くなります。パタカラ体操やあいうべ体操で舌を動かすことで鍛えていきましょう。朝昼夜の3回行うことが望ましいです。
5.咀嚼機能を調べることで噛み砕く力を測定します。グミゼリーを用いたグルコース溶出量を検査することでが噛み砕く能力が分かるため奥歯の噛み合わせなど咬合の状態が分かるため数値が低いと左右の噛み合わせを調整したり詰めものや被せものをやり直したりすることを推奨します。
6.嚥下機能を調べることで飲み込む機能を評価します。問診票を記入し当てはまる項目を数値化してその数値により指導をおこなうようにします。EAT-10と呼ばれる10項目にあてはまるのか記入してもらい合わせてトレーニングもしていきます。
7.舌、唇の運動機能を調べることで運動の低下がないか調べていきます。うまく動かせない場合は舌の運動、唇の体操を繰り返す練習し機能の回復を測っていきます。
当院では対象年齢の方にはご協力いただくようにお願いをしていきますのでよろしくお願いします。