関節円板の位置異常

通常、顎関節の中で関節円板は下顎頭と連動して動きます。この関節円板の位置異常は多くの場合、前方にずり落ちた状態になっています。 このずり落ちた関節円板がひっかかるので口が開きづらくなったり、開けた時に痛みが出たりするので […]

顎関節症

顎関節症は一口にいっても下顎頭の上にのっている関節円板の位置異常や咀嚼に関連する筋肉の症状などいろいろと分かれていて、大まかに5つほどに分類されています。

顎関節の構造

あごの関節は耳の前あたりにあります。 下顎骨の下顎頭という丸い突起が 側頭骨の関節窩というくぼみに 収まっています。 骨と骨の間には関節円板という クッションの様なものがあります。 この関節円板は口を開けたり閉めたりする […]

歯の接触時間

通常、食事など口が機能しているときで歯が接触している時間はとても短いです。 咬むときでさえ上下の歯が接触しているのは1秒に満たないくらいです。 1日の総接触時間でも通常17.5分くらいにしかなりません。

TCHとは

Tooth Contacting Habit略してTCHといいます。 「歯が接触する癖」という意味です。 通常、人は食事のときに咬んだりする場合以外は歯は接触していないのが正常です。機能していないときにも歯を接触させてし […]

舌小帯

舌の付け根にすじみたいものがあります。舌小帯と呼ばれるものです。 この小帯が短いと舌の動きが悪くなってしまいます。舌を口蓋につけようとしても届かない場合や舌の先端が凹んでハート型になる場合は舌小帯が短い可能性があります。 […]

正中離開

左右の中切歯の間に隙間がある状態を正中離開といいます。 主な原因は上唇小帯のくっついている位置に問題があったり 過剰な歯が正中に埋まっていたりすることがあります。 また、前歯が先天性に欠如している場合も 隙間ができること […]

歯冠歯根比と被せ物

歯冠歯根比は 骨から出ている部分と 骨に埋まっている根っこの長さの比率です。 歯冠歯根比=頭の部分:根っこの部分 骨に埋まっている部分が少ないと 当然噛み合わせの力を支える能力は乏しいと考えられます。 通常は1:2くらい […]

歯冠歯根比

根っこしか残っていない状態でも 場合によっては被せ物ができることがあります。 指標の一つとして歯冠歯根比があります。 歯を支えている骨から出ている部分と 歯を支えている骨に埋まっている根っこの長さ の比率です。

根面板

根面板として短い根っこを残すメリットは 入れ歯が沈み込むのを防いでくれたり、 根っこが残っていれば咬んだときに その感触を味わうことができます。 デメリットとしては、入れ歯の下になるので 不潔になりやすいところが欠点でし […]