小学生の歯科治療について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

6月にはいり仙台も梅雨入りした模様ですね。

ジメジメした気候で過ごにくい時期ではありますが

今月もしっかり頑張っていこうと思います。

私の趣味の一つでもあるスポーツ観戦がプロ野球が19日に開幕したことで

楽天生命パークに観に行くのはまだ少し先になりそうですが

自宅テレビで楽天ゴールデンイーグルスを応援できるのが楽しみです。

7月からはJ1リーグも再開するのでベガルタ仙台の応援に

ユアテックスタジアムにも足を運べたらと思っています。

 

さて今回は小学生での歯の成長の注意事項について説明していこうと思います。

まず小学校低学年について気をつけてほしいのは

1、前歯の乳歯から永久歯への生え変わり

通常下の前歯が先に生えそして上の前歯が生えてきます。

この時期に生え変わっていない場合は

かかりつけ医にてレントゲン写真を撮影して

乳歯と永久歯の位置関係を確認しておくことをおすすめします。

 

2。第一大臼歯の成長

6歳臼歯ともよばれる歯であり6歳頃に乳臼歯のさらに奥からはえてくる

永久歯であり顎の成長や咬み合わせに重要な歯です。

永久歯の中でも虫歯になりやすい歯なので

歯ブラシ指導をおこなったりフッ素塗布をおこなったり

完全に歯冠が出た時にはシーラント填塞をおこない予防を

おすすめしています。

 

3、歯並び、咬み合わせ

上顎前突(出っ歯傾向)や下顎前突(受け口傾向)の場合は

顎の成長具合や咬み合わせに今後問題が出てくる可能性があるため

口腔外科や矯正歯科での相談や加療をおすすめします。

 

小学校高学年について気をつけてほしいことは

1、前歯の歯並び

上下前歯が8本が生えてくる年齢であり

歯と歯の間に隙間が生じたり(正中離開)、歯と歯がつまってきてる(叢生)の場合は

矯正歯科を受診して歯列矯正の相談にはいることをおすすめします。

 

2、犬歯から乳臼歯に生え変わり

側方歯群の交換機であり

前から3番目の犬歯から5番目の乳臼歯の3本が

徐々に永久歯へと生え変わります。

前歯同様に生え変わりが順調にできているのか確認します。

 

3、第一大臼歯の予防

歯冠が完全に頭を出すまでは手前との歯の間に段差ができやすく

ブラッシングが行き届くのが難しいので磨けているのかを

実際に親がチェックすることをおすすめしています。

このように年齢とともに乳歯および永久歯の成長を

確認しておくことで早期発見早期治療に迅速に移行できることにつながります。

現在お子さんの歯の成長でお悩みに方はお問い合わせください。

よろしくおねがいします。