顎関節症について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

10月にはいり朝と夜の気温がグッと下がり

通勤の際の自転車で風がより冷たく感じる季節になりました。

最低気温が一桁になる日もでてきているので

もう冬はそこまできていますね。

例年の兆候だとインフルエンザが流行の兆しの時期でもあるので

ワクチン接種に本日行ってきました。

今年は新型コロナウイルスの影響が残る冬になりそうなので

しっかり手洗い、うがいなど体調管理には十分気をつけ

換気、消毒など院内の感染予防にも引き続き注意をしながらおこなっていこうと

思います。

さて今回は顎関節症について説明していこうと思います。

皆さんは最近顎の痛みを感じたことはありませんか?

顎関節症は顎への負担が大きくなることで引き起こされる症状です。

放置することで頭痛や肩こり、さらには不眠症やうつになることもあります。

1、片側ばかりで食事をおこなっている

2、歯並びやかみ合わせが悪い

3、歯ぎしり、食いしばりがある

4、ストレスをかかえている

などの上述した内容に当てはまる場合は顎関節症になりやすい方です。

顎関節症の症状としては

お口の開け閉めで顎が痛い、こめかみ付近が痛い

顎を動かすと音がカクカクなる、口角のラインがずれている

が起こります。

治療法としては

両方の奥歯でバランスよく噛むように食事指導をしたり

猫背、ほおづえなど姿勢の改善指導をしたり

左右の奥歯のかみ合わせを調整し

正常なかみ合わせに戻すことで顎の負担を減らし全身の歪みを

解消します。

顎の筋肉(特に咬筋)のマッサージ、安静指示で筋肉を柔らかくし

可動域の改善や血液循環をよくします。

歯ぎしり食いしばりをしている場合にはマウスピースの作成を行い

筋肉や関節をリラックスさせます。

これらの処置で改善傾向がみられない場合には

大学病院の口腔外科に紹介をおこない治療を継続することがあります。

上顎と下顎の間の関節円板の位置をMRIで撮影して

より詳細に顎の状態の確認にはいります。

まずはかかりつけ医を受診して

今の顎の状態の確認から始めることをおすすめします。

とくに女性は顎が小さく感受性が高いので顎関節症がおきやすい傾向にあります。

年々増加傾向にあるとの報告もあるので

現在、顎の状態でお困りの方、ご不安がある方はいつでもご遠慮なく

お問い合わせください。

よろしくおねがいします。