歯磨き粉の効果

みなさんこんにちは!仙台つつじがおか歯科の及川です。

季節は夏🌻毎日暑い日が続いていますね💦海やプール、BBQなど夏ならではの楽しいことも沢山ありますねぜひ皆さんの夏の思い出を聞かせてくださいね熱中症に気をつけて今年の夏も乗り切りましょう!

さて、今回は歯磨き粉についておはなししていきます📕

皆さんは普段歯磨き粉をお使いでしょうか?お口の健康への関心も高まり、今ではたくさんの種類の歯磨き粉がお店に並んでいます。皆さんは歯磨き粉を選ぶ時どうやって選んでいますか?まずは歯磨き粉に入っている成分についておはなしします!ぜひ歯磨き粉の成分表を見てみてください^^

【基本成分】

①清掃剤(研磨剤)

  歯の表面を傷つけずにプラークやステインなど、歯の表面の汚れを落とす

  (リン酸水素カルシウム、水酸化アルミニウム、無水ケイ酸、炭酸カルシウムなど)

②湿潤剤

  歯磨き粉に適度の湿り気と可塑性を与える

  (グリセリン、ソルビトールなど)

③発泡剤

  口の中に歯磨き粉を拡散させ汚れを除去する

  (ラウリル酸ナトリウムなど)

④粘結剤

  粉体と液体成分とを結合させ、保型性や適度の粘性を与える

  (カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カラギーナンなど)

⑤香味剤

  香味の調和を図る

  爽快感と香りをつけ、歯磨き粉を使いやすくする

  (サッカリンナトリウム、メントール、ミント類など)

⑥保存料

  変質を防ぐ

  (安息香酸ナトリウム、パラベン類など)

【薬効成分】

①虫歯予防

・フッ化物(フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム)

・殺菌剤(クロルヘキシジン塩類、塩化ベンゼトニウム、トリクロサンなど)

・プラーク分解酵素(デキストラナーゼ)

②歯周病予防

・殺菌剤(同上)

・酵素(同上)

③歯石の沈着予防

ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウ厶

④知覚過敏の予防

乳酸アルミニウム、硝酸カリウム

普段何気なく使用している歯磨き粉の中にはたくさんの成分が含まれています。薬効成分を上手に利用して、虫歯や歯周病などの予防を効果的に行いましょう!

せっかく成分をみて選んだ歯磨き粉。効果をしっかり効果を発揮させるためには適切な量と使用法が大切です。以下のことに気をつけてみましょう🌟

①量は成人の方では2cm程度

②磨く前に歯面全体に歯磨き粉を広げる

③歯磨き粉による泡立ちを保つような歯磨き粉を3分ほど行う

④磨き終わったら歯磨き粉を吐き出し、10〜15mlの水を口に含み、5秒程度のぶくぶくうがいを1回のみ行う

⑤歯磨き粉後1〜2時間程度飲食を避ける

虫歯や歯周病の予防には毎日の歯磨き、セルフケアと歯医者さんでの定期的な歯周治療、検診両方が大切です。歯磨き粉や歯ブラシなど普段のセルフケアのアドバイスもさせていただきますので、ご不明な点などございましたらお気軽にスタッフにお声がけ下さい^^