歯ぎしり食いしばり

みなさん、こんにちは🌻
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

7月7日は七夕でした🎋
みなさんはなにをお願いしましたか?
私のお願いは、歌が上手くなりますよに🎤です!歌うことは大好きですが、音痴だと気持ちよく歌えないので、地声で上手に歌えるようになりたいです(笑)

当院では、来院された方のお願い事を飾っています。ご協力いただいた方、ありがとうございました♪
みなさんのお願い事が叶いますように⭐️

今回は、「歯ぎしり食いしばり」についてお話しします。

みなさんは、歯ぎしりや食いしばりの自覚がありますか?
歯ぎしりや食いしばりを行っているときは、寝ているときや、日中何かに集中しているときなど、無意識に行っている場合が多いです。

朝起きたら顎いたい、顎が疲れるといった場合は歯ぎしり食いしばりをしているかもしれません。

歯ぎしりには3種類あります。
①グライディング:上下の歯を擦り合わせて、ギリギリ音がなる。
②タッピング:上下の歯を連続的に合わせてカチカチ音がなる。
③クレンチング:強くグーッと食いしばること。

歯ぎしりが及ぼす影響はいくつかあります。

・知覚過敏
歯は外側からエナメル質、象牙質、歯髄の順になっています。歯ぎしりによってエナメル質がすり減り、象牙質が露出することで歯がしみる症状が起こることがあります。

・詰め物が欠ける
噛んだ力によって詰め物のすり減りや、欠けてしまう場合があります。

・顎関節症
噛んだ力が加わることで顎の関節がズレてしまうことがあります。

・歯周病
歯周病とは、歯槽骨という歯を支えてくれている顎の骨が溶けてしまう病気です。食いしばる力によって歯槽骨の吸収が進んでしまいます。

・全身への影響
歯ぎしりによって肩こりや頭痛を起こすことがあります。歯に力を入れることで顎周りや肩の筋肉が緊張し血流が悪くなります。


では、どうやって歯ぎしり食いしばりを対策すれば良いのでしょうか?

・マウスピース
睡眠中の歯ぎしり、食いしばりは無意識で行われているため、意識して止めることはできません。そしてその力は体重の数十倍かかるともいわれています。そのため、マウスピースを使用して歯への負担を軽減させてあげましょう。

・ストレス解消
ストレスによって歯ぎしりが起こることがあります。誰しもストレスを抱えながら生活していると思いますが、抱え込み過ぎずに自分に合った方法で解消しましょう。

歯ぎしり食いしばりによって起こる影響はいくつかあります。ご不明な点はお気軽にお声掛けください。