歯周病って体にも影響するの??

みなさんこんにちは!衛生士の小比類巻です🛼

最近は猛暑日☀️が続き外に長時間いると汗や、暑さで体力までも奪われてしまいますね、、体調管理には十分に気をつけください😌

今月は七夕🎋がありましたねッ!みなさんお願い事はしましたか??私は最近お肌のお手入れに力を入れおり、肌ツヤ、ニキビ予防、化粧ノリの良さなどを重視すべく日々頑張っているため七夕のお願い事も「お肌が綺麗になりますように」にしました😉また、最近ではお肌の天敵とも言われる紫外線もすごいため人生初めての日傘を買い毎日使用しています。

 

さて、話は変わり今回は歯周病が及ぼす全身への影響についてお話します🩸🧬

みなさんは歯周病がひとつの病気だということをご存知ですか??また、歯周病はお口だけの問題ではなく全身の健康にも大きく関わっています。

①糖尿病🧊

糖尿病は歯周病と深く密接している病気のひとつと言われてます。糖尿病の人はそうでない人に比べ歯周病(歯肉炎、歯周炎)にかかっている人が多いです。また、最近では歯周病になると糖尿病が悪化するとも言われており、反対の関係も明らかになっています。そのため、糖尿病と歯周病はお互いに悪影響を及ぼしているといえます。歯周病菌は腫れた歯茎から血管内に入り全身に回ります。血管に入った細菌はほとんどが体の力で死滅するが、歯周病菌の死骸の持つ内毒素が残ることでそれらが血糖値で悪影響を及ぼすと言われています。

②心筋梗塞・狭心症🫀

動脈硬化により心筋に血液を送る血管が狭くなったり、塞がったりと心筋に血液が回らなくなり死に至ることもある病気です。動脈硬化は不規則な食生活、ストレスなどの生活習慣が原因とされていたが、近年では他の原因として歯周病菌が関わっていると言われてます。歯周病菌の刺激により動脈硬化を誘導する物質が出て血管内にプラークができ、血液液の通り道を細くします。このプラークが剥がれ血の塊が出来ると、血管の細いところに詰まります。

③妊娠性歯肉炎🤰

妊娠すると歯肉炎になりやすいと言われています。これには女性ホルモンが関わっており、エストロゲンという女性ホルモンがあり、歯周病菌の増殖を助けるため標的になります。これらのホルモンは妊娠終期には月経時の約10〜30倍になると言われており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎がおこりやすくなります。また妊娠性エプーリスという良性の腫瘍ができる場合もあります。その中でも妊娠時に歯周病に罹患している場合、低体重児や早産の危険性が高くなります。

④誤嚥性肺炎🫁

誤嚥性肺炎とは食べ物や異物を誤って気管は肺に入り飲み込んでしまうことで起こる肺炎です。咳をすることで肺や気管を異物が入らないように守ることができます。しかし高齢になると機能が衰えているため食べ物などと一緒に細菌を飲み込みます。その際むせたりすると細菌が気管から肺へ入り込むことがあります。

以上のことから歯周病は単なるお口の病気ではなく全身疾患に影響を及ぼすと報告があります。みなさんの健康をお口の面でしっかりとサポートできるようにお手伝いさせて下さい🙌🙌

ご不明な点などがあればお気軽にご相談くださいね😊