口腔機能発達不全症について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

先日のニュースで宮城県仙台市の桜の開花予報がでていました。

4月3日から5日あたりで開花をむかえるそうです。

自宅近くの河川敷の桜も去年は今頃綺麗に咲いていたので

春を感じる季節を待ちに待っていました。

ちょうど年度がかわり入園式や入学式の時期でもあるので

お子さんの写真や家族写真など背景に桜が映えるといいですね。

個人的にはプロ野球が開幕して東北楽天ゴールデンイーグルスを

応援できるシーズンの到来をうれしく感じます。

今年こそ2013年以来の優勝を期待しています。

5月の大型連休あたり家族と楽天生命パークで観戦できればいいなと思っています。

さて今回は口腔機能発達不全症について説明していきます。

まず現在お子さんが15歳未満で

1、食事が遅い

2、常にお口を開けている

3、滑舌がわるい

4、歯並びがわるい

など、どれか項目に当てはまることはありませんか?

一つでも当てはまれば口腔機能発達不全症の可能性があります。

主にお口の機能が正しく発達していない状態のことであり

日常生活において様々な問題がおきます。

まずは食事が遅い場合は

うまく歯と歯が接触していないことが多く

嚥下障害などが起き、うまく物を飲み込むことができません。

前歯の歯並びや奥歯の噛み合わせに影響がでます。

常にお口をあけている場合は

鼻呼吸ではなく口呼吸をしていることが多く

虫歯や歯周病に罹患しやすくなります。

頬筋や口輪筋やオトガイ筋など口腔周囲筋の発達が遅れている可能性があり

口の周りの筋肉を動かして徐々になおしていきます。

唇をすぼめる動きや大きなお口を開ける動きや

舌を突き出す動きなど1日3回から5回を目安に『あいうべ体操』をおこないます。

当院では口唇閉鎖力の測定や口腔周囲筋のトレーニングを

行なっているのでご興味がある場合はスタッフに声をかけてください。

滑舌がわるい場合は

舌小帯の位置に問題があることが多く

舌の位置が歯と歯からはみがしていることがあるため

小児歯科や口腔外科に紹介をさせてもらい必要があれば

治療にはいります。

歯並びがわるい場合は矯正歯科への紹介もあります。

現在春休みの最中でもありお子さんのお口のことで

前述に挙げた内容で不安点や疑問点があれば一度かかりつけ医での

診査診断をおすすめします。

口腔機能発達不全症について何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくおねがいします。