その歯磨きの仕方、危険です!

みなさん、こんにちは🌼

仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

だんだん暖かくなってきましたね!

昨年に続き今年も桜が咲くのが早いそうです🌸

ここ数年はお花見ができていないので、今年こそは近くの公園などてお花見ができたらな〜と思います🍡

 

今回は、「子供の歯磨き時の注意事項」についてお話しします。

子供の歯磨きによる事故で多いのは……

1位 転倒

2位 衝突

3位 転落

1歳から2歳の年齢が多く、走ったり歩いたりして転倒、物にぶつかるなどが原因として挙げられます。

歯ブラシを咥えながら転倒や衝突すると喉に刺さってしまう危険性があります。

 

歯磨き(自分磨き)をする際に気をつけることは……

①歯磨きは床に座って行いましょう。

このとき、保護者の方は側で見ていてあげてください。

②子供用歯ブラシは、喉突き防止のものを選びましょう。

普通の歯ブラシだと持ち手がまっすぐなものが多いです。喉突き防止対策として、子供が使う歯ブラシは持ち手が丸くなっているものや、カバーが付いているものをおすすめします。

 

仕上げ磨きの正しい体勢とは……

「寝かせ磨き」です。床に座り、膝の上に頭を置き、仰向けに寝かせて行いましょう。

お口の中がよく見えない時は、利き手じゃない方の手で頬を広げたり補助しながら磨きましょう。

寝かせ磨きを嫌がるようでしたら、「椅子に座らせて磨く」ようにしましょう。

立った状態だと安定せず、すぐ動いてします可能性があるので注意しましょう。

 

1.2歳だと自分で上手に磨くことよりも歯磨きをする習慣をつけること、そして口に触られることに慣れることが大切です。毎日行うことですから、安全対策を徹底し歯磨きをしましょう。

 

保護者が行う仕上げ磨きでは、仕上げ磨き用の歯ブラシを使うようにしてみましょう。

🪥仕上げ磨き用歯ブラシのポイント🪥

・毛先が広がっていないもの

 自分磨きの圧が強いと毛先が広がってしまいます。広がった状態の歯ブラシは歯垢が落ちにくいため仕上げ磨き用と使い分けましょう。

・持ち手(ハンドル)が長いもの

 持ち手が長いと奥歯までしっかりブラシが当てやすいです。

・ブラシ部分(ヘッド)が小さいもの

 子供の口は小さいため、ヘッドが小さい方が動かしやすく、細かいところまでよく磨けます。

 

子供は少し目を離した隙にどんな行動をするかわかりません。

歯ブラシだけでなく、お箸なども注意が必要です。

子育てをしていると、ずっと目を離さず見守ることは難しいと思いますが、歯ブラシなど口に咥えている際は十分に注意しましょう。