口腔内の環境の改善について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

先週に大きな台風が日本を縦断する形となりましたが

シルバーウィーク期間と重なり行楽地など旅行を計画されていた方は

予定を変更せざるをえなくなったのではないかと思います。

九州地方や東海地方には家屋などにも甚大な影響がでたみたいですね。

備えをいくらしても天災はいつ起こるかわからないもので

私も日頃から準備をしっかりしておこうと思います。

 

さて今回はお口の中の環境の改善について説明していこうと思います。

まず最初にブラッシングの改善です。

最近では電動ハブラシの普及が進んでいるため

歯垢除去が効率的におこなうことができ、虫歯の予防にもつながっています。

電動ハブラシ以外でも毛先が比較的柔らかいものを使い

ヘッドが小さいものを選択することでより予防効果が高くなるので

参考にしてみてください。

 

次に唾液量の改善です。

お口の中を潤すことで虫歯や歯周病の予防が期待できます。

そのためには唾液を積極的にだすことで唾液本来に自浄作用や抗菌作用、

歯の再石灰化をうながすことが重要です。

ガムを噛んだり水分補給をこまめにおこないながら唾液の分泌量を

増やすことが大切です。

 

次に生活習慣の改善です。

間食が多い、決まった時間に食事をとることが難しい、睡眠不足、など

最近のコロナ禍において生活習慣が従来より不規則になってきている現在

お口の中も口内炎が増えてきたり、歯肉から出血、口臭の悪化、

歯のすり減りがおきたりいわゆるストレスが歯や歯肉に影響を及ぼします。

規則正しい生活を意識し決まった時間に食事をとり間食をなるべく避けることで

虫歯や歯周病の危険性を減らすことができます。

 

最後に口腔フローラの改善です。

お口の中は善玉菌や悪玉菌や日和見菌などバランスがとれた状態で通常はいますが

善玉菌よりも悪玉菌が優勢になると虫歯や歯周病の進行に加え

菌が血管内に侵入すると全身に巡ることで心筋梗塞や脳梗塞の危険性や

糖尿病の悪化など全身に影響がでることが予想されるため

ヨーグルトなどの乳製品を1日1品とることで口腔フローラの改善につながります。

 

このようにお口の中の環境を改善することは虫歯や歯周病の予防以外にも

全身の健康の改善にもつながりますので皆さん一度生活習慣を見つめ直し

かかりつけ医での予防や治療を適切に受けることをおすすめします。

なにかご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくお願いします。