みなさんこんにちは!衛生士の小比類巻です🛼
最近は一段と涼しくなり秋の始まりを感じる季節になりましたね〜🍂🍠わたしは秋服をあまり持っていないため今年こそは秋服を買い色んなところにお出かけしたいなぁなんて思っています🚗³₃日中との気温差がありますのでみなさんも引き続き体調管理に気をつけてくださいね🍀
さて、今回はお口の中に存在する‘’菌‘’についてお話します🦷🦠
みなさんはご自身のお口の中にどんな菌がいると思いますか???
最近よく聞くようになった歯垢(プラーク)これは決して「食べカス」ではなく菌のかたまりなんです!!!!!
顕微鏡で見た時に見える主な菌について詳しく説明していきます。
・スピロヘータ
→やや大きく激しくクネクネと動く
この菌の割合が高い、存在するということは、現在歯周病が進行しやすい状態にあります。本来お口の中にいてはいけないもの、いわゆる悪玉菌です。歯周病ポケットが深い所、排膿がある所などに増えやすいです。
・桿菌
→やや膨らみがあり細長い
健康な歯茎の中ではバイオフィルムの75%が好気性桿菌。病原性の無いものか、ラクトバチラス(虫歯の進行に関わる)、アクチノマイセス(歯肉炎、根元の虫歯に関わる)
成人型歯周炎の歯周ポケットでは75%が嫌気性桿菌。この中にいる菌の多くはレッドコンプレックスという歯周病に最も関与しているといわれている菌が多く存在します。強い悪臭や炎症反応を引き起こします。
・線状菌
嫌気性菌だが、運動性は低く古い歯垢(プラーク)に多いです。線のように長く口腔内のネバツキ、悪臭を発生させます。
・球菌
虫歯の原因となる細菌で他にも7種類ほど確認されているといわれており代表的なものはミュータンス菌(虫歯の始まりに関わる)
・カンジダ菌(カビ)
カビはどんな人のお口の中にも存在します。空気中にもありますし、食べ物の中にも入っていきます。カビなのでネバネバした感じで臭いなどがあります。朝起きた時の口臭やネバつきの90%はカビが原因と言われています。カビが溜まって成長すると歯茎に根をおろして炎症をおこし、歯茎が赤みを帯びて、簡単に出血するようになります。カビは根をおろす時に酸を出しますので、知覚過敏がおこることもわかっています。また、体の免疫力が低くなるとカビが増えます。
このようにお口の中には他にもたくさんの菌が存在します。これらの菌を少しでも減らすことにより歯周病の予防を行っていきいつまでも健康な歯と歯茎を保ちましょう👦🏻🦷