甘いものは3歳になってから

みなさんこんにちは🍁
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

みなさんは好きな食べ物はなんですか??
私は、ソフトクリームが好きで、道の駅に寄るとついつい買ってしまいます🍦
その場所の特別な味があったり、バニラでもちょっと味が違っていて、趣味の一つとしてソフトクリーム巡りなんかもいいですね😊
地元にあるお店で新玉ねぎ味や米味のジェラートなどちょっと変わった味のものを見つけました!たまには変わった味に挑戦してみるのも新しい発見があって楽しいですね♪

さて、今回は「子供の甘いもの好き」についてと、「歯を作る食べ物」についてお話しします。

人間の味覚は、塩味よりも甘味の許容範囲の方がずっと広いです。お母さんの母乳にも乳糖という甘味が約7%入っているのは、人間が本来、甘さを好むからだと思われます。
さまざまな味の経験が少ない子供は、気をつけないとどんどん濃い甘い味を好むようになってしまいます。
甘いお菓子は3歳になってから与えるようにしましょう。

乳幼児に起こる虫歯の一つに哺乳ビンう蝕(ボトルカリエス)があります。
哺乳ビンの場合、そのまま咥えた状態で寝たり、長時間咥えたままだと前歯辺りにジュースが溜まり、前歯の虫歯が進行してしまいます。
子供に与えるミルクや果汁飲料、乳酸飲料、スポーツドリンクにはたくさんの砂糖や果糖が含まれています。萌出したての乳歯は永久歯よりも柔らかいため、欲しがるたびに哺乳ビンを与えてしまうと、酸蝕症や虫歯になるリスクが高くなるので注意しましょう。
哺乳ビンを与えないと泣き止まない!といった場合は、中身をお水に変えてみるのもおすすめです。


では、歯に良い食べ物はどんなものがあるのでしょうか。

歯の基礎を作る食べ物→良質たんぱく質
・あじ ・卵 ・牛乳 ・豆腐 など

エナメル質の土台を作る→ビタミンA
・豚肉 ・レバー ・ほうれん草 ・バター など

象牙質の土台を作る→ビタミンC
・ほうれん草 ・みかん ・さつまいも ・キャベツ など

歯の石灰化を助ける→カルシウム・リン
・ひじき ・チーズ ・しらす ・卵 ・米 など



虫歯や歯周病は生活習慣病です。不規則で偏った食事をすると、身体にも歯にも悪い影響がでます。バランスよく、規則正しい食生活を送ることで、お子さんの将来への丈夫な歯作りにも繋がります。
また、ダラダラ食べていると、お口の中の酸性度が上がったままで歯が溶けやすい状態が続きます。唾液には酸性に傾いたお口の中を中性に戻す働きがあります。よく噛んで食事をし、唾液をたくさん出しましょう。