お口のはたらき

こんにちは!歯科衛生士の及川です☀️

みなさんいかがお過ごしでしょうか?今年も早いもので2ヶ月が経ちましたね。一日一日があっという間でなんとなく過ごしてしまっていますが、悔いのないよう仕事もプライベートも過ごして行きたいものです。

まだまだ寒い日が続きますが、お体にも気をつけてお過ごしください❄️

さて、今回はわたしたちのお口の働きについておはなしします。

お口の働きには食べる、味わう、噛む、飲み込む、話す、笑うなどさまざまなものがあり、また、呼吸機能の一部も担っています。それぞれの働きの1つにでも障害があると、お口にかかわることばかりではなく、全身の健康やQOLにも大きな影響を及ぼします。

では、それぞれについてお話ししていきます!ここでは6つに分けてお話ししていきます。

①摂食嚥下機能

 食べ物を口に取り込み、胃に送り込むための一連の動きを言います。わたしたちの生命を維持するために欠かせないもので、生き物にとって最も重要な機能です。

②構音機能

 人間特有の機能であり、ことばを話せることでコミュニケーションに欠かせない機能です。歯並びや口の形状などが構音機能に大きな影響を及ぼします。

③表情機能

 他者とコミュニケーションをとる手段として重要な働きです。わたしたちはことばだけでなく、外見や身振り、顔の表情などの働きや発声などさまざまなものを利用してコミュニケーションをはかります。

④感覚機能

 舌と粘膜、歯根膜(歯の根っこの周りを覆っている靭帯のようなもの)がある。舌は味覚を司っています。唇、舌、歯根膜の知覚はとても鋭くさまざまな感覚を司っています。痛点、触・圧点、冷点、温点の体性感覚を生じる感覚点が存在しています。

⑤分泌機能

 唾液腺から分泌される唾液にはさまざまな働きがあり、分泌が障害されると多くの問題が生じます。お口の中が不潔になり、炎症や潰瘍を起こしやすくなります。また、食べにくい、舌がもつれて話せない、痛いなどがあります。

⑥呼吸機能

 わたしたちの命を維持するのに重要な機能です。気道を守るための働きにくしゃみや鼻呼吸、咳などがあります。

普段意識して使うことは無いと思いますが、このようにわたしたちのお口には生きていく上で欠かせない働きがたくさんあるのです。

全身の健康を維持するためにも欠かせないお口の健康を少しでもサポートできたらとおもいます🦷小さなことでも何か気になること、不安なことなどありましたら、お気軽にご相談ください☺️