虫歯の再発予防について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

2月26日に仙台サンプラザホールで子供イベントがあり家族で参加してきました。

まだマスクを外したり声をだすことは控える時期であったため

感染対策をしながらの参加でしたが日常生活の中でも少しずつ活動範囲が

広がっていければいいかなと思います。

子供にとっても家族にとってもいい思い出となる一日を過ごせました。

 

さて今回は虫歯の再発予防について説明していこうと思います。

まず虫歯予防で皆さん最初に思い浮かべることは何でしょうか?

おそらく歯磨きをしっかりおこなうことが大半だと思います。

確かに間違ってはいませんがそれだけでは虫歯を予防することは困難です。

虫歯になる原因は歯ブラシによる磨き残しの他に

歯質の問題もあります。

歯の構造は表面をエナメル質で内面を象牙質で覆われていますが

エナメル質自体が酸に溶けにくい丈夫なものなのか

酸に溶けやすく脱灰しやすいものなのかで歯の質は個人差があります。

より強い歯質になる方法はフッ素を歯に取り込むことです。

フッ素含有量が多い歯磨剤を使用したり定期的に歯科医院でのフッ素塗布を

おこなうことをお勧めします。

次に生活習慣が挙げられます。

間食が日常的に多いと酸にさらされる時間が多くなり歯が脱灰することで虫歯に

なりやすくなります。

特に小児だとお菓子を好んで食べるためビスケットやクッキーなど

酸の酸出能がありお口の中に停滞する時間が長くなればより虫歯リスクが

高くなります。

一度間食をおこなうと2時間以上時間をあけ唾液による緩衝能や再石灰化の期間を待ち

次の食事をとるのが簡単に実践できる方法です。

またあわせて食後に食べ物がお口の中に停滞しないようにお茶を飲むこと

お水でうがいすることで清潔に保つことができます。

次に歯並びです。

歯列不正に代表される上顎前突(出っ歯)や下顎前突(受け口)ではお口が乾燥しやすく

また歯ブラシによる磨き残しが多くなるため虫歯リスクがあがり

叢生(歯がつまった状態)や歯間離開(すきっ歯)も同様に歯と歯の間から

虫歯になる可能性があります。

歯ブラシに加えてデンタルフロスや歯間ブラシの併用をおこない

矯正歯科と連携をとり歯列矯正をおこなう方法もあります。

 

このように虫歯が再発する原因として

歯質や生活習慣や歯並びも挙げられそれらが合わさることで虫歯リスクも比例していきます。

何かご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくお願いします。