続 歯の構造について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

来月から7月にはいり後半には夏休みが始まりますね。

暑い時期を乗り切るため平日の疲れはその日のうちにとるように

就寝前のストレッチを始めてみました。

継続することで朝の目覚めがよくなり体も軽くなってきました。

皆さんも是非1日5分からでも始めてみてください。

 

当院の7月は17日(月)が祝日のため休診となり19日が診療となりますので

ご理解とご協力宜しくお願いします。

そのほかの曜日は通常診療をおこなっております。

新患および急患も随時受け付けておりますので

お問い合わせください。

 

さて今回は前回の歯の構造の続きについて説明していこうと思います。

歯の根の周りの歯周組織について

1、歯槽骨

歯を支えている顎の骨で歯はこの骨の中に埋まっています。

前歯よりも奥歯の骨が厚く構成されており

特に下顎の奥歯の骨はよりしっかりと存在しています。

歯周病によって歯槽骨が無くなることで歯の動揺に繋がり

日常生活にも影響がでます。

日頃からのブラッシングに加えてかかりつけ医での歯周治療を合わせておこなうことで

予防していきます。

 

2、歯肉

歯槽骨を覆っている柔らかい組織で

歯肉炎に罹患すると赤く腫れてしまい

歯周病が進行すると膿がでてくることもあります。

歯肉炎の予防として毎日のブラッシングで歯以外にも歯肉をマッサージするように心がけ

毛先に柔らかい歯ブラシやヘッドの小さな歯ブラシで奥歯の細かいところまで

注意深く磨いてください。

 

3、歯根膜

セメント質と歯槽骨を結ぶ繊維性の結合組織のことで食事をする際

歯にかかる力を吸収や緩和する働きがあります。

歯ぎしりや食いしばりがある方は歯根膜に負担がかかり

結果歯周組織の破壊につながるためマウスピースを作製します。

咬合性外傷のような局所的に力がかかっている場合でも咬合調整をおこない

前歯や奥歯が均等に噛み合うように調整します。

 

4、歯肉溝

歯と歯肉の間の隙間のことで健康な人の場合で1ミリから2ミリの深さがありますが

歯周病の進行で歯肉溝は深くなり細菌の温床となるため4ミリ以上の深さがある場合は

歯ブラシで届くことが困難となり歯科治療できれいにしておく必要があります。

 

このように主に歯周組織は歯周病と密接な関係があり

エナメル質や象牙質や歯髄は虫歯との関係があり

いずれにしても歯を守る大切の組織です。

何かご不明な点があればお問い合わせください。