冷水痛について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

9月後半になりプロ野球のペナントレースも大詰めですね。

セリーグでは阪神タイガースが、パリーグではオリックスバッファローズが

レギュラーシーズンの優勝を早々に決めてしまったのもありますが

楽天イーグルスは優勝は逃したもののクライマックスシリーズ出場をかけて

現在3位につけています。

24日に家族と楽天生命パークにて観戦してきました。

終盤までもつれる展開でしたが最終回の

9回裏に島内選手のサヨナラホームランでの劇的勝利でゲームセットでした。

きっと10月は本拠地で試合が観れると信じています。

 

さて今回は冷水痛の原因について説明していこうと思います。

最近特に問い合わせが多くなってきているのがくさび状欠損による冷水痛です。

くさび欠損とは歯と歯肉の境目が削れてえぐれることで欠損が生じる状態です。

原因として挙げられるのは

1、歯ぎしり、食いしばり

2、歯ブラシの力加減

3、噛み合わせの強さです。

就寝時に無意識に歯ぎしりをしている場合、奥歯を中心に過大な力が

加わることで生じると言われています。

主にマウスピースを作製し就寝時に装着して予防をおこなっていきます。

硬い歯ブラシや研磨剤が多く含まれる歯磨剤で強い力でブラッシングをおこなうと

汚れと一緒に歯が摩耗して生じます。

柔らかい毛先のブラシの選択や研磨剤の含有量よりフッ素含有量が多い歯磨剤を選択し

優しい力で磨くことで予防していきます。

知覚過敏用の歯磨剤もおすすめです。

上顎前突や下顎前突など歯列や咬合が悪く前歯や奥歯に過度な力が加わることで

生じます。

歯列の関しては矯正治療、咬合に関しては噛み合わせの調整をおこなって進行を

予防していきます。

もし上述した内容のくさび状欠損が進行して冷水痛が生じている場合

当院ではコンポジットレジン修復をおこない欠損部に対しての修復もおこなっています。

あくまでも自然治癒することがないため症状が進行する前に

かかりつけ医を受診することを勧めます。

軽度であれば知覚過敏の治療や歯ブラシ指導で様子をみていき

中程度であればコンポジットレジンでの欠損部の修復をおこない

重度になれば歯列や咬合の調整、マウスピースの製作にはいる

流れになると思います。

何かくさび状欠損のことでお困りの方やご心配の方は

当院までご連絡ください。

よろしくお願いします。