どうして歯石を取らないといけないの??

みなさん、こんにちは!
仙台つつじがおか歯科、歯科衛生士の近藤です。

肌寒い季節になりました🌬️
なかなかベットから起きるのが辛くなってきましたね😅
私はこの間、寒さを我慢して早起きをして、塩釜の海鮮市場に行ってきました!8時には着いて、海鮮丼を食べていろいろ買い物して〜…。
たまにはお休みの日に早起きして朝活もいいなと思いました♪朝活をすると1日充実した気持ちになるのでまた行きたいです🐟
他にもおすすめの朝活スポットあったら是非教えてください😊


今回は、「歯石を取る理由」についてお話ししていきます。

まず、歯石ということばを聞いたことがある方は多いと思います。歯石とは一体なんなのか知っていますか??

①歯垢と歯石の違い
磨き残しのある歯には、歯垢(プラーク)と呼ばれる菌のかたまりが付いています。この歯垢が石灰化して石のように固まったものを歯石と呼びます。歯垢は、早い方だと3日で歯石に変わってしまうと言われています。

歯石自体が歯を溶かしたりすることはありません。しかし、歯石が付いていることによって表面がざらざらになり、更に歯垢が付きやすい状態を作ってしまいます。歯石は歯ブラシで取ることはできません。そのため、定期検診の受診が必要になります。

②歯石の付着部位
歯石の付きやすい部位は、「下前歯の裏側」「上奥歯の頬側」などの唾液腺の開口部の近くです。歯石は歯並びによっても付きやすいところは異なります。日頃から歯石の抜きやすいところをメインで磨くことで、効率よく歯垢を落とすことができます。

③歯石の種類
歯石は、歯肉縁上歯石と歯肉縁下歯石の2種類に分解かれています。
歯肉縁上歯石とは、歯茎の上にある歯石で黄白色です。
歯肉縁下歯石とは、歯茎の中にある歯石で、血液成分の影響によって褐色、暗褐色です。縁上歯石に比べて、縁下歯石はガッチリくっついていて、除去する際は麻酔をして取る場合もあります。


歯石を放置しておくと、虫歯や歯石の原因になります。歯周病はお口の中だけでなく、全身に影響があります。全身の健康を守るためにも、1〜3ヶ月に一回の定期検診で歯石を落としていきましょう。
歯医者での歯石取りをしていれば虫歯や歯周病にならない!という訳ではありません。
自分で磨くセルフケアの時間の方がはるかに回数が多く、時間も長いです。セルフケアでは、一歯ずつ丁寧に磨くように心がけましょう。

歯ブラシで取れる歯垢は全体の約60%と言われています。残りの約40%は歯間ブラシやフロスなどを使って磨いてみてください!