虫歯になりやすい環境について

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

もう今年も年の瀬を迎えましたね。

2023年も皆さんのお口の健康に少しでも携われるように治療と予防を進めてきました。

2024年も引き続き頑張りたいと思いますので皆さん良いお年をお迎え下さい。

繰り返しにはなりますが12月30日から1月4日まで年末年始の休診となります。

 

さて今回は虫歯になりやすい環境について説明していこうと思います。

チェック項目としては

1、歯科の検診

2、詰め物や被せ物の状態

3、歯並び

4、生活習慣

5、歯ブラシや歯磨剤の選択が挙げられます。

歯科の検診については3ヶ月から4ヶ月に1度はかかりつけ医を受診しているかどうかです。

6ヶ月以上間隔があくことで虫歯の進行がおこりやすいため季節の変わり目には

自覚症状がなくても検診をうけることをすすめます。

虫歯の進行が進めば進むほど健康な歯は失われるため

C0やC1であれば予防

C2からは治療でレジンなどで修復処置を行います。

詰め物の関してはセットして5年以上経ってくると材質が磨り減ったり

着色や変色がおこるため詰め物の中で虫歯が進行する2次虫歯の危険性が

高まり、レントゲン撮影で詰め物の中を確認したり段差やすり減りなどが生じてきた場合には

再製をおこなうこともあります。

被せ物に関しては根の先に膿がたまり根尖病巣ができたり

奥歯など負担が大きな場合には亀裂や破折が生じることがあり

レントゲン撮影で透過像がみられないか咬合時に痛みがないかどうか

動揺してグラグラしていないか確認をとります。

10年以上経過した場合は周囲から匂いがしてくることもあり

外すことで中の状態を確認できます。

歯並びでは上顎前突や下顎前突では前歯を中心に汚れがたまりやすく

叢生など重なりあっている場合でも歯と歯の間に虫歯の危険性がでてきます。

矯正治療を始めて歯列不正をなおしていきましょう。

生活習慣でお酒をよく飲む方や間食が多い方

体調をくずしやすい方でも虫歯になりやすいです。

虫歯によって歯が脱灰しないように毎日のブラッシングをおこなうこと

その歯ブラシの選び方、歯磨剤の選び方でより予防効果が高まることを

まず整理していきます。

なるべくヘッドが小さいもの、毛先が比較的柔らかいもの、最近では電動歯ブラシの普及で

より効果的に歯垢が除去できるようになってきています。

このように虫歯になりやすい環境を知ることでその後の予防や治療が明確にみえてくるので

何なご不明な点があればお問い合わせください。

よろしくお願いします。