新学期や新生活を迎えるにあたり

こんにちは。

仙台市宮城野区仙台つつじがおか歯科の院長の脇川です。

2月から3月へ少しずつですが暖かい日が増えるようになってきましたね。
子供が3歳になりこれから外に出かける用事も多くなるので
まずは花見を検討しています。

さて今回は新学期や新生活を迎えるにあたり
注意事項について説明していこうと思います。
まずは虫歯の管理です。
引っ越しや転勤などでどうしても歯科にかかる間隔があいてしまうことで
虫歯の進行が予想されます。
普段からのブラッシングはもちろん歯間ブラシやフロスの併用が推奨され
3ヶ月以内には歯科の受診をおこないレントゲン撮影など詳しい診査、診断を
おこなってください。

次に歯周病の管理です。
年齢とともに緩やかに進行するのが歯周病です。
特に新しい土地で慣れない新生活によってストレスや体調不良になることで
免疫力の低下から歯周ポケットに感染がおこることで
歯肉の発赤や腫脹が起こるため
規則正しい生活はもちろん歯垢、歯石取りを定期的におこない
歯周ポケットの管理や歯槽骨レベルの把握をしておく必要があります。
衛生士に今使っている歯ブラシや歯磨剤について確認をとること
歯間ブラシのサイズを確認しておくのがより好ましいです。

次に親知らずです。
特に下の親知らずは横にむかっていたり埋まっていることにより
放置することで手前の歯に虫歯や歯周病の進行の悪化につながってしまいます。
一般歯科で対応が難しい場合は大学病院の歯科口腔外科を紹介し
抜歯を検討するのがいいと思います。
かかりつけ医からの紹介状を持参すると比較的速やかに
予約や処置に移行できると思いますので是非相談してみてください。

最後に歯ぎしりです。
環境の変化など生活リズムが整うまでストレスが蓄積することで
歯ぎしりや食いしばりが起こります。
就寝時に主に行われるため自覚症状がないのが特徴です。
起床時に顎のダルさを感じたり、肩こりが以前よりも感じるような場合は
歯ぎしりに対する治療が必要となることがあるため
マウスピースの製作をおこないましょう。

このように新生活が始まることで虫歯や歯周病の他に様々な
お口のトラブルが起こることがあるため
引き続き引っ越し先や転勤先でも定期検診をうけることが
予防の第一歩となります。

何か歯のことでお困りの方やお悩みの方は
ご連絡ください。
よろしくお願いします。