矯正治療での歯の移動

歯と顎の骨との間には歯根膜という膜が介在しています。それは急激な力が加わった時にショックアブソーバーとして働いたり、歯の周りの骨の代謝に関わったりしています。 矯正治療ではある一定方向に力が加わり続けますが、歯を介して歯 […]

歯は動く

歯は微妙に動くんです。もちろん、歯周病にかかっている歯は動きます。それは病的な意味で動くんですが、、、、 健康な歯も微妙に動くんです。それは、歯は顎の骨の中に植わっているのですが歯と顎の骨の間に歯根膜という膜が介在してい […]

歯の痛みの移り変わり

歯の神経の炎症は痛みが激しく現れますが、 神経が失活すると痛みは収まります。 ただ、決して治ったわけではありません。 炎症の主戦場が歯の中から顎の骨へと移っただけなのです。 歯根膜の炎症は慢性的で痛みの継続時間もそれほど […]

歯の痛みの性状

歯が痛いと一口に言ってもいろいろな表しかたがあります。 ズキズキ痛いとかじーんと痛いとか 歯の中に入っている神経に炎症が起きているとき、それはそれはもう激痛に悩まされます。冷たいものの刺激で痛みが増悪することが多く仕事も […]

う蝕円錐とエナメル小柱

エナメル質にもエナメル小柱という構造物があります。 エナメル小柱も放射状に走行しています。なので基本は象牙質と同じ様に歯の神経に頂点を向けた円錐形に虫歯は進行します。ただし、歯の溝の部分は歯の神経に底面を向けた円錐形に進 […]

う蝕円錐と象牙細管

エナメル質と象牙質の境目は 構造的に弱いので虫歯が境目に沿って広がります。 その後象牙質内では 「象牙細管」 という構造物に沿って 深く進んでいくのです。 象牙細管とは歯の神経の細胞が 象牙質の中に伸ばしている触手のよう […]

齲蝕円錐

虫歯の広がり方には特徴があります。 歯の解剖学的な構造物の影響を受けるんです。 虫歯菌がエナメル質から象牙質へ 攻め入るときにエナメル質と象牙質の境目に沿って広がり、象牙質の中では だんだん先細りになっていくような進行の […]

レントゲンの見方

レントゲンは白黒の世界。 硬いものは白く写り柔らかいものは黒く写る。 銀歯は硬いので真っ白に、歯は金属ほどではないけれどまあまあ硬いので灰色に、顎の骨は歯よりは柔らかいので暗い灰色に、鼻の穴や上あごの空洞、歯の中の空洞( […]

パノラマと魚拓

パノラマは例えるなら”魚たく”のようなものでしょうか。 顔(正確にはあご)に墨を塗って 片方の耳を紙にベタッと付けたあと そのままゴロゴロ回転して ほっぺた、口唇や鼻 そして反対側のほっぺたから耳 […]